ロッドを買いました。
シマノのスコーピオン!
番手は、1752R-2。
7.5ftの2パワーで、レギュラーテーパーです。
想定する使用シーンは主にディープクランクやマグナムクランク、ノンビル、スピナーベイトなど1/2oz以上の巻きモノです。ビッグベイトも出来れば嬉しい。
そして、もし機会があればベイトシーバスなんかにも使えるかも・・・と目論んでいます。
このスコーピオンのブランクスは旧ワールドシャウラ、通称青シャウラと同じものを使っています。
監修した村田基さんの解説を動画で見ましたが、青シャウラのブランクスを使うことでロッドのテストにかかる手間とコストを削減できて、そこに現行ワールドシャウラのリールシートを採用、ガイドフレームをワールドシャウラに採用されているチタンからステンレスにグレードダウンすることでこの価格で高級機種に迫るスペックを実現できているということだそうです。
旧ワールドシャウラのブランクス+現行ワールドシャウラのリールシート、それでこの価格、なら買いでしょ!!!
という事で。(笑)
村田基さんの作る竿を買うのも使うのも初めてなんですが、まず強さが信頼できそうだし、スタンダードな『釣り竿』としての要素もしっかり取り入れていると思うので使うのが楽しみです。
超軽量とか、感度キンキンのロッドもいいと思うんですけど、最近はキャストが気持ちいいとか、曲がってパワーを出すとか、そういうロッドが好きですね。
購入動機
なぜ買ったのかと言うと、これまで重量級巻きモノに使っていた旧ゾディアス176MH-Gを買い替えたいと思っていたのが事の始まり。
ゾディアスもいいロッドなのですが、段々と自分のキャスティングの力の入れ方とかタイミングの取り方に、グラスコンポジットロッドが合っていないような感覚が気になってきました。
もともと薄々感じてはいたのですが、リストの効かせ方と、ロッドのティップが遅れて出てくる感じとがどうも上手く噛み合わないんですよね。
パワーがあってノリも良く、しっかり曲がるところは好きなんですが。
そういうわけで少し前から色々探していた結果、このロッドに行き当たったわけです。
個人的には、これまでワールドシャウラには興味がなかったのでロッドの特性を理解しておらず、このスコーピオンが発表されたときも全然注目していませんでした。
そんな中で、ふらりと寄った釣具屋さんでロッドコーナーをうろつきつつ、ワールドシャウラを手に取ってウットリしていると、隣にあったのがスコーピオン。
触ってみると、強そうだけどちゃんと曲がってくれそう。っていうか竿自体の振った感じがワールドシャウラに似てる・・・?
そして、ガイド径が大きい!
最近はバス釣りでもPE+リーダーのラインシステムを組んでいる私にとっては、ガイドが大きい=キャストを快適に行えることに直結するので、これは検討材料として非常に大きかったです。
俄然、興味が湧いてきたので調べてみると、このスコーピオン、ワールドシャウラと同じくワン&ハーフの2ピースなんですが、バット側のブランクスに高弾性カーボン、ティップ側には低〜中弾性カーボンを使っています。
ここにも、とても興味を惹かれました。ワールドシャウラを愛用されている方には、今更何を言っているんだ、という感じだと思いますが・・・。
PEラインを使うことを考えると、ロッドはしっかり曲がってくれる方がいい。
でも引き抵抗の大きなルアーを使うのが主なので、フッキングを考えるとバットは強ければ強いほどいい。
これを満たす場合、巻きモノ用によくあるグラスコンポジットや中弾性カーボンだと普通は太くモタッとしたロッドになるのですが、このワン&ハーフだとバット側が細身でシャキッとしているおかげか、決して軽いわけではないのに全体のモタッと感はありません。
それでいてティップやベリーは素直に入る。
レギュラーテーパーというのも、私の好むところでした。
いや〜このバットとティップでカーボンの弾性を変えるというアイデア、シンプルですが凄いですね。(今更すぎてスミマセン・・・)
これら2点が決め手となって、長さは最低7ft、強さは2か3、つまり1752にするか17113にするかを迷ったのですが、お店で触った感じだと1752の方が想定シーン向けかな、と感じたのでこちらにしました。
見た目など。
まず目を引くのは、リールシートの赤!
繰り返しますが現行のワールドシャウラと同一のものです。
この赤の艶と色味、何かに似ていますね・・・。
そう、カープのヘルメット。
5年くらい前から、マツダの車に実際に使われているメタリックレッドをヘルメットに採用しています。この写真だと似てませんが、実際かなり似ていますよ。個人的にグッときます。
カープファンには超オススメですね。(笑)
ブランクスはベーシックな黒塗装ですが、ガイドのスレッドに青と赤があしらわれていてなかなかカッコいい仕上がりです。
グリップのコルクは、表情の少ないスルンとしたタイプ。
ダイワのブラックレーベルと同じものっぽいですね。
これまで中〜重量級巻きモノに使っていた旧ゾディアス 176MH-Gと比べてみます。
グラスコンポジットのゾディアスとカーボンのスコーピオンなので前提条件が違いますが、バット部分の太さは全然違いますね。
バット側のガイド。
左がスコーピオンですが、かなり大きいことが分かります。
さらにトップガイド。
全然違う!!
ノット抜けは断然スコーピオンの方がいいに違いなく、キャストに大きく影響しそうです。
早速使ってみたい。
さて御託はもうそこそこで終わらせて、実際に使ってみなければ。
リールは何と組み合わせよう?
手持ちの中だと19アンタレスと合わせるのが定石なのでしょうが、それだと芸がない。
村田基さんも、19アンタレスは俺のリールじゃないと度々公言していますし、他のにしよう。
で、ピッタリのヤツがあるんですよ。
バリウス!
リールシートとのバランスが胸焼けを覚えそうなくらいド派手です!(笑)
トリガー側から見てもインパクト満点。
これを持って早速オカッパリに・・・と出掛けようとしたところ、留守番ミッションを課せられましたので残念ながら出撃ならず。
早く使いたい!
また感想は書こうと思います。
(※早速入魂できました!)