前回のジギングで釣れたブリ。
釣り人的観点からブリと呼ぶにはサイズが足りないので、ここではいつもの通りヤズと呼びます。
身は刺身と照り焼きで食べましたが、あらの部分は冷凍して保存していました。
普段、あらは妻が美味しいブリ大根にしてくれるのですが、今回は家事の微力な手伝いも兼ねて、私でも簡単に出来そうなあら汁にチャレンジしてみました。
要領は少し前に記事にした味噌汁と変わりません。
が、私が子どもの頃、よく祖母が作ってくれたヤズやヒラゴのあら汁はお吸い物とも呼ぶべきすまし汁でした。
今回はそれに近いものを作りたいと思い、味噌は使いませんでした。
作る!
冷凍していたものを、まずは自然解凍。
解凍したのち、熱湯で身を洗います。
鍋に水を入れて沸騰させ、料理酒を適当に入れました。
で、鍋にあらを投入。
我が家で一番大きい鍋がこの土鍋だったのですが、それでもはみ出しています。
後から思い知ったんですが、先に小間切れにしとかないとダメです・・・。(笑)
そのまま火にかけてグツグツと出汁をとります。
適宜アクを取りながら。
素晴らしくいい香りがします。
はみ出した尾ビレは、しばらくすると付け根から身が崩れて折れたので取り除きました。
10分くらい経ったら火を止めました。
料理はガチのマジで素人なので確信が持てませんが、まあ大丈夫でしょう。
味付けの順序が分かりませんが、私はここで醤油、塩を適当に入れました。
やり過ぎるといけないので少しずつ足しながら味見をします。
色も味もいい感じになれば出来上がり!
解凍を除けば、30分もあれば出来上がるので私にも難しくありません。
これだと彩りも何もありませんので、お好みで適当にネギが三つ葉を添えればいいかと思います。
あと、やっぱり最初にあらを小間切れにしておかないと器に盛ったときの見た目が・・・。
というわけで食べる直前の写真はありません。
食べる!
晩ご飯の一品として添えましたが、意外や意外、妻にも子ども達にも大好評。
出汁を取った後の身まで残さず食べてくれました!
嬉しいですね〜。新たな楽しみを見つけた気分です。
子どもの頃はこれによく素麺を入れて食べていたんですが、今度はそれをやってみようと思います。
釣った魚は余すところなくいただきます。
海の恵みに感謝!!