右派?左派?
そんな荒れる話題にズバッ!とは1mmも切り込んでいない、前回の記事の続きです。
(※前回の記事)
〜あらすじ〜
釣りといってもほぼバス専門だった私。
バス用ベイトリールは右ハンドル→左ハンドルを経て、シーンに応じて右ハンドル、左ハンドルを使い分けるという結論に落ち着いたのでした。
それが今から5年ほど前のこと。
結局、バス用ベイトリールにおいてはシーンに応じて左右使い分けるという形は現在まで続いています。
今使っているリールの中では19アンタレス、アルファスCTSVなど巻きモノに特化したタックルでは右ハンドル。
20タトゥーラSVTW、ジリオンSVTWなどフロッグやジグ、ワームを使うタックルでは左ハンドルを使っています。
ちなみに、オカッパリでタックルは1セットのみに絞る場合など、どうしてもどちらかにするとしたら私は左ハンドルを選びます。
といっても、気分や、その日にしたい釣りによってはそうでない事もありますが。
左ハンドルを選ぶのは、ロッドを利き手で操作したい、というのが最も大きな理由です。
ジギングのベイトは右ハンドル、だった。
その後、オフショアでのジギングを始めることになるのですが、まず初めての自前タックルはスピニングでした。
前の記事のとおり、スピニングでは左ハンドルです。
そしてジギングにも少し慣れてきた頃にスロージギング用のベイトタックルを追加するのですが、ここで私は右ハンドルを選択しました。
理由は、糸を巻いてくる距離が長く、魚とのやりとりでは力も必要なので右の方が良さそうな気がしたからです。
また、周りがほぼ全員右ハンドルだったからというのも無意識のうちに影響されていたのかもしれません。
特にベイトタックルを使うスロージギングでは、魚とのやりとりであまりロッドを曲げる事はありません。
ロッドは曲げずに脇に抱えてリールをゴリ巻きするので、いざ実際に青物とやりとりしてみると確かに利き手でハンドルを持つ方が良い気がしました。
今は11オシアジガーと旧リョウガを使っていますが、どちらも右ハンドルです。
ただ、スロージギングが全然上達しない現状で、最近ふと気づいたことがありました。
右手と左手の実力違いすぎ問題。
(※注:以下しばらく自分語りが続きます)
私は右利きなのですが、利き手(利き腕)に関しては『真の右利き』とでも言える、生粋の右利きです。
一体何を宣っているのかと思われそうですが、そう実感しているのは以下のような経緯です。
私は、ほぼ利き手が決まってくると思われる幼少期に、まず左手首を骨折しました。公園の遊具から真っ逆さまに落下したことによるものです。
このため短期間ではありますが左腕が完全に使えない状態となり、結果的にここで右利きが決定しました。
その後、成長し野球少年となった私は高校まで野球部に所属するのですが、投打はずっと右投げ左打ち。
これはつまるところ、投げるも打つも右手が中心ということです。
これらにより、大人になるまでに私の右手と左手の能力の差は、長い時間をかけて広がるばかりとなりました(多分)。
今では別に右腕と左腕がシオマネキみたいに外観から違う、という事はありませんが、
握力、筋力、瞬発力、柔軟性、スタミナ、そして手首・肘・肩といった関節の可動域は、その実力が左右で倍半分よりももっと違うように感じています。
突然ですが、自身の右手と左手を握り合わせてみて下さい。
キリスト教の祈る動作のように。
このとき、右手の親指の方が手前にくる人は、右利きの要素が強く、反対に左手の親指が手前にくる人は、左利きの要素が強い、ということだそうです。
なおソースは私のおばあちゃんです。なのでこれが科学的か医学的かの根拠があるのかは知りません。ネットで検索してみるとちょっと違う話が出てきます。
なお、私は予想通り?右手の親指が手前にきます。
やはり『真の右利き』のようです。
そうすると・・・?
これに気づいたとき、スローの釣りでロッドをシャクるのは、もしかして右でロッド持ったほうがいいんじゃないか!?と思い始めました。(一向に上達しないことへの言い訳・・・)
必須スキルの肘当てシャクりも、家で練習してみると右でやったほうがはるかに安定している・・・。
基本はバーチカルの釣りなのでキャストは無いし、一日中ロッドを操作するのも右手の方がスタミナがあるので有利。
左手でリーリングすることに関しては、今のところ心配はしていません。
もちろんロッドを立ててポンピングを多用できるスピニングとは条件が違いますが、慣れない動作というわけでもありませんから。
ただし回収時の糸さばきは左手で慣れていたので、反対の手で再び慣れるのに少し時間がかかるかもしれませんが。
長々と書きましたが。
ということで、唐突ですがこんな中途半端な感じで私にとってのこの話題は終わります。
まとめると、
"スピニングでは左ハンドルのみ使っていて、ベイトはバスでは左右使い分け、ジギングでは右ハンドルを使っていたが左ハンドルの方が自分にはいいのではないか?と思っている"
という内容でした。
タイトルに対する私なりの答えはもちろん、前の記事の冒頭のとおり、
『好きな方を使えばいい』
です。
こんな単純なことに対して2回に分けて長々と自分語りしてしまって・・・お目汚し失礼しました。
しかし自分のスタイルと慣れ、そして両手のスペックの差を考えてみて、何かを変えてみるのも上達へのひとつの方法なのかもしれません。
そして、
また、
出費を重ねていく・・・。
思い立ったら即行動!(錯乱)