こんにちは、訪問ありがとうございます。
汗ばむくらいの、初夏を思わせる陽気が続いていますね。
気持ちよく釣りが出来る季節です。魚が釣れるかどうかは別として・・・。
さて今回は、既にシーズンは終わっていますが、主に冬のブリジギングで私が最も頼りにしているジグの紹介です。
ソルティガ KYジグ
しばしば私の釣果記事でも言及している、こちらのジグ。
KYジグ、正式な商品名は『ソルティガ KYジグ』。
KYとは九州を表すらしいです。
ダイワには他にTBジグ=鳥羽、FKジグ=福井、などがあり、それぞれのローカルな釣り方やターゲットに向けたジグというのが商品名の建前となっています。勿論それ以外でも使えます。
KY=九州とはいうものの、実際は玄界灘のヒラマサを獲るべく開発されたジグとあり、九州と云うのは括りがちょっと大きいような気もしますね。
そして私がこのジグを使うのも、専ら玄界灘。
主に冬の玄界灘ブリジギングで、あるいは季節問わずヒラマサジギングで使用しています。
特に冬のブリ狙いでは水深状況問わずこのジグを使用することが多く、私が所有しているあらゆるジャンルのルアーの中で、最も相性が良いと感じているものの一つです。
私のジギング釣果記事でのブリやヒラマサは、だいたいその9割方をKYジグで釣っています。
誇張ではなく本当に。
本当にお世話になっているジグですね。
使い方
使用方法はそのほとんどが基本的なワンピッチジャークです。
しっかりとジグを飛ばす(「跳ばす」の方が正しいんでしょうか?)こと、上げ下げのメリハリをつけることを意識しています。
こちらはKYジグで釣りまくっている動画。
基本のワンピッチで使っています。
お二方とも操作からやり取りまで上手くて、勉強になります。
活性が高い時には、早巻き→ストップも効きます。
全力(ガチの全力!)でハンドル5回転→ストップ5秒、という動かし方が自己流。巻いて追わせる、止めて喰わせる、というイメージで。
かなり長い時間止めますが、実際には止めた直後は惰性でジグが泳ぐためか、4〜5秒目でアタリが出ることが多いです。
更に長く、10秒待ってヒットしたこともあります。
この、待っているときのアタリが出るか?出ないか?の緊張感は結構クセになりますね。
ただしこの誘い方はアワセを入れるのが難しくて、よく空振ります。
このKYジグの特徴としてはフォールスピードが早く、引き重りが少なく、使いやすいと言えると思います。
基本的に速い動きに向いているので、ジグを動かさない方が釣れている、遅い動きが釣れている、という場合には向いていません。
私はそういうときはさっさとスローピッチに変えています。
フックセッティング
現在はカルティバ(オーナーばり)のジガーミディアム・ブルーチェイサーを使っています。
このフックは本当に良くて、とても気に入っています!
フックサイズは250gに9/0、220gに9/0もしくは7/0を選択。
また糸ヨレ防止のためスイベル(#5)を使っています。
ラインナップ
ウエイト展開は150〜250gの5種類。
私は220gと250gを所有しています。
冒頭1枚目の写真の左側が250g、右側が220g。
見ての通り、250gの方はボロボロで220gは綺麗です。オモテ側のシール目も取れちゃってます。
どんな時でも250gばかりを使っていて、220gは今まで殆ど使うことはありませんでした。
これは釣り場の水深や潮流に加えて自分のタックル(4番のロッドにステラ10000番パワーギア)、筋力、スタミナなどから最も快適に使える重さが250gである状況が多いという事が大きいです。
カラー
実は左(250g)と右(220g)でカラーが違います。
これ、左のカラー表記はブラックなんですよ。
どこがブラックなんだ!シルバーだろ!という感じですが。
ひっくり返してみると(記事冒頭の写真と同じ向きにすると)何となく判りますかね?
左側、薄く黒い線が入ってます。だからブラック。ほぼシルバーだけど。
そしてよく見るとホロの具合が違っています。右はレンズホロというタイプらしいです。左は多分ウェーブホロ(ってシーフロアのジグでは呼ばれてる)というタイプ。
またひっくり返すと、
こちらの面は同じタイプのホロ。
ちなみにジグのカラーについて私が使用していて感じるのは、タナが130mだろうが、曇天や明け方で暗かろうが、潮に濁りが入っていようが、このシルバー系で普通に釣れるということですね。
暗いときはグローが入ってないと魚からは見えてないのでは・・・なんてことを以前は思ってたんですが、全くそんなことは無かったです。
なお廃盤・・・。
ここまでだらだらと書き連ねておきながら、このKYジグ、既にモデルチェンジにより廃盤になっております。
どうもすみません。
というわけなので、KYジグが欲しい方は後継モデルを買いましょう。
現行の後継モデルは『KYジグ2 アデル』です。
そして電動ジギング向けの派生商品『電動ゲーム KYジグ』もあります。
2になったことによる大きな変更点は、"魚皮を科学した"という謳い文句のアデルホログラムが採用されているカラーラインナップ。
2は今のところ実際に購入してはいないのですが、店頭で実物を見た限りでは頭付近のシルエットが若干細身になったように感じます。
もしも今使っているこの子が根掛かりロストやラインブレイクでいなくなってしまったら、2を買って使うことになるのでしょうが・・・。
たくさんの魚の歯形が刻まれているので愛着もありますし、まだまだ頑張ってほしいです。
冬のブリジギングなら根掛かりはほとんどありませんし。
そんな『使いやすくて、釣れる』KYジグ、冬の玄界灘ブリに是非お試しあれ。
(※追記 2024/2/8 まさかの悪夢が・・・そして後継ぎに2を購入)