こんにちは、訪問ありがとうございます。
なかなか釣りには行けていませんが・・・。
年が明けてからのブリジギングで釣ったブリ、このカマをたくさん冷凍したまま手を付けていなかったことに最近気づいて、晩ごはんのおかずが連日ブリカマの塩焼きです。
でも美味しいので全然飽きません!
色んな食べ方があり、養殖も盛んなブリは、日本の食文化に欠かせない重要な魚ですね。
それでは、”日本の食卓に欠かせない魚ベスト3”を挙げるなら!?
まずは鰯(いわし)!
次に鯵(あじ)!
そして残るひと枠は・・・、
鯛(たい)!
でしょう!!
どうでしょう??違う??
真鯛(まだい)と連子鯛(れんこだい)
鯛と一口に言っても、その名前がつくものは多いです。
でも一般的には、鯛といえばマダイですよね。
そして釣りを嗜む人にとって恐らく同じくらい馴染み深いのが、レンコダイ。
この二種は姿かたちがよく似ています。
以前、ブリとヒラマサの個人的な見分け方を記事にしたことがありましたが・・・。
今回はマダイとレンコダイの見分け方のお話です。
といっても、次の写真1枚で完結しちゃうんですけど。(笑)
先日ジギングの外道で釣れたマダイとレンコダイを、下処理して冷凍保存していました。
こうやって並べてみると違いは一目瞭然ですね。
体色
上がレンコダイ、下がマダイなんですが、まず体色がはっきりと違いますね。
レンコダイは全体的にオレンジに近い色味で、マダイは薄紅色。
レンコダイとは釣り人がよく使う通称名のようなもので、標準和名は『キダイ』といいます。
英語名は"Yellowback Seabream"で、その通りに背中に"黄"色がかった目印のある"鯛"なので『黄鯛(キダイ)』という呼び名がついています。
大きさ
このレンコダイは体長30cm超といったところで、レンコダイとしてはまずまずの大きさです。大きくなっても50cmを超えるような個体はまずいないと思います。
対してマダイは、大きいものだと体長1mを超えることもあります。
あと、写真を見るとわかりやすいですが顔の形も違います。口の先端からおでこにかけての角度がレンコダイの方が急ですね。
味は?
これ、私には違いがよく分かりません。
マダイは様々な料理のレパートリーが知られていますが、レンコダイは塩焼きがポピュラーかな、というくらいで。
ただどちらも素晴らしく美味であることは間違いありません。レンコダイもどんな料理でも美味しいです。
ちなみにこのときは、マダイを鯛めしに。
レンコダイを刺身と、残ったあらでお吸い物に。
鯛めしは以前記事にアップして以来二度目の試みでしたが、今回も素材のおかげでバッチリ美味しくできました。
家族みんな喜んでくれて3合分を即完食。
レンコダイの刺身とお吸い物も、これまた上品かつ美味でございました。
釣り方
一般的にはタイラバとかテンヤでしょうか?
私はどちらもあまりやらないのですが、釣り番組を見ているとタイラバでマダイに混じってレンコダイもよく釣れている印象ですね。
この二種は冬の玄界灘ブリジギングでも時々釣れる外道で、釣れると嬉しいです。
まあ他に釣れるのもハタ類にヒラメ、アカヤガラなど超嬉しいレベルの魚ばかりなんですけどね。
レンコダイは自分の体長と同じくらいのロングジグにも躊躇なくアタックしてきます。だいたい群れをなしているので、1人が釣れ始めると船内がちょっとしたレンコダイフィーバーになっちゃうことがしばしばあります。
結局のところ見分け方は。
釣り上げたとき、『あっ、オレンジの鯛だ!』と思ったらレンコダイです。超簡単です。
なおレンコダイより圧倒的にマダイにソックリな『チダイ(血鯛)』という種類の魚もいます。
こちらは見分けの難易度が上がりますので、詳しくはググってみてください。
それにしても、鯛って美味しいですよね。
海の恵みに感謝です。