こんにちは。
訪問ありがとうございます。
最近は釣りにはあまり行っていなくて、ではオフシーズン(というものはあまりないですが)のように道具メンテに没頭しているかというと、そういうわけでもなく・・・な日々ですが、久しぶりにリールメンテを軽〜くしてみました。
購入以来たまに水洗い、ベアリング注油で済ませていた19アンタレス。
もう購入から1年以上が経ちます。
専ら中量級巻きモノ用で使っていて、釣行回数はそれほど多くないながらも20尾以上は釣っているかな?
使い初めはPE+ナイロンリーダーを巻いていましたが、あれこれ試した結果、現在ではナイロン14lbに落ち着いています。
今回はメンテといっても、スプールベアリングの脱脂洗浄と注油だけ。
今まで、釣行後は全体を拭き掃除もしくは汚れが酷い場合は水洗いをして、スプールを外して2〜3日乾かし、特段の分解をせずオイル&グリスアップを行っていました。
それでも問題なく使えているのですが、スプール回転時の音が僅かずつですが大きくなってきたように感じたのでベアリングを分解してメンテすることにしました。
必要な道具はスプールベアリングリムーバーと、裁縫用の針。
スプールベアリングリムーバーはヘッジホッグスタジオ製のものを使います。
なお、ダイワリールにはSLP WORKS製のものを使った方がいいです。
それからパーツクリーナーに浸けた後、ベアリングを乾かすときにヘアドライヤーを使っています。
作業開始!
まずはスプールピンを外します。
特段の養生などは必要ありません。
簡単に外れました。
続いてOリング、ベアリングを引っ張って取り出します。
Oリングの取り外しが少しやりにくかったので、裁縫用の針の手元側を使ってめくるように取りました。
ついでにブレーキパイプ側のベアリングも併せてメンテしようとピンを外してベアリングを取ろうとしましたが。
これ取れません。(笑)
分解が必要なようなので、また全バラメンテするときにしよう。
先程取り出したベアリング。
これを分解します。
ちょっとわかりにくいですが、写真の向きでいうと上方向にちょっとした隙間があります。
視力検査みたいですね。
ここで裁縫用の針を使います。
針先を隙間に突っ込んで、剥がすように起こします。
結構難しいです。怪我に注意。
すると、
こんな風にC字型のパーツが外れます。
更に同じ要領でその下のカバーを外します。
これで分解完了。
ベアリングがオープンになり、ボールが見えます。
ウラ側も同じように。
これをパーツクリーナーに浸けます。
浸けておく時間は適当ですが・・・最低10分くらいかな?
取り出したら、ヘアドライヤーの冷風を使って乾かします。
仕上げにオイルを注します。
ボールの見える側に、一滴の半分くらいの量で。
最近はヘッジホッグスタジオのアルケミーオイルを使っています。
でも使い比べてみると、iOSの02くらい粘度がある方が好みですね。
あとはパーツを元通りに戻せば・・・
出来上がり。
最後に各パーツをスプールに元通りに取り付けます。
スプール回転時の音は、少し改善されたような気がします。
19アンタレスは私にとっての初アンタレスでしたが、現状とても満足しています。
ただ、おそらく従来からのアンタレスユーザーには不満な点も多いのではなかろうか・・・とも思います。
個人的には、とても気に入っています!
アンタレスは、手入れの仕上げに磨き上げてピカピカにするのを楽しめるのがたまらないですね〜。(笑)
少しずつボディに小キズも入り始めているのですが、これもまた愛着を抱かせます。
冬になったら全バラメンテしてみよう。