今回で第3話となった『放課後ていぼう日誌』。
コロナ禍の煽りを受け、今週でていぼう部のみんなとはしばしのお別れとなります。
寂しいですが、制作に関わる皆さんの安全が第一。気長に待ってます!
今回は浜辺でのマゴチ釣り。
私はまだやったことのない分野ですが、是非チャレンジしたい釣りです。
そういえば海の青、空の青がたっぷりと描かれていることも、癒やしの一要素となっているような気がしますね。
ワームを使っての釣り。
出てきたのは・・・パワーシャッド?
そして・・・イワシヘッド?
似てるな〜、と思っていたら渡されたパッケージは・・・パワーフィッシュにサバヘッド。モロにそのものでした。(笑)
黒岩部長『ぎゃんしてぎゃんして、こぎゃんすれば〜・・・』
今更ながら、久留米あたりから熊本の人が使う『ぎゃん(する・した)』は、『こぎゃん』『そぎゃん』を簡略化したものなんですね。
夏海ちゃん、結び方としてクリンチノットを教えてくれます。
うん、クリンチノットね・・・。
正直、上手く結べてないとすっぽ抜け多発する結び方なのでオススメは出来ませんという釣り人が多いのではないかと思いますが、まあ簡単ではありますからね。
個人的には簡単かつ強いパロマーノットがオススメかなあ。
見事大きなマゴチを釣り上げたひなちゃんですが、その引きの強さに驚いて怖がってしまいました。
私も小学生の頃、初めて磯でヤズを釣ったときは引きの強さに恐怖したものです。
でも、この『怖い』という気持ちが、安全な釣りに繋がるんですよね。何も恥ずかしいことではありません。
まだまだ大きな魚は触ったり出来ない様子のひなちゃん。
部長が『とどめはお前がさせ。それが釣ったことの責任』と言います。
そう、釣りは命のやりとり。
命を奪う以上、無駄な苦しみは与えず、釣ったものが責任を持って〆る(乗合船は船長がやってくれることも多いですが)。
そして余すところなく感謝して食す。
自分で釣った魚を自分で捌いて食べるのは特別においしく感じられますが、あれは命の重みを自分で感じるからという要素が大きいと思います。
ひなちゃんも、釣りのそういう面をだんだんと分かっていくのでしょう。
思えばこんなことを教えてくれる部活なんて、ていぼう部以外には無いですね。
今回も良かった!
個人的に、黒岩部長の声がすごく好きでクセになりそうです・・・。