釣りで一息。

釣りが好きです。釣り以外もいろいろ好きです。

Basser 第100号(2000年)

外出自粛中の今、家でできることはいくつかありますが、この前の休日はお風呂の掃除をしました。

浴槽の掃除ではなく、窓ガラス、網戸、照明カバー、排水溝、パッキン周りなどの大掃除で手を付けるような箇所です。浴槽のフタも洗いました。

1時間くらいかけて完了したのですが、掃除前の写真を撮っておけば良かったと思うくらいキレイになりました。(笑)

掃除はいいですね。結構運動にもなりますし、やっぱりキレイになると気持ちがいい!

 

というわけで、今回は掃除の一環で片付けをしていたら出てきたものの紹介です。

 

Basser No.100

今は釣り雑誌を購入することはほとんど無いのですが、昔は結構買っていました。

特に本場アメリカのバスフィッシングの情報が豊富なBasser誌が好きで購読していたのですが、今からちょうど20年前、2000年4月号が記念すべき第100号で、これが部屋の棚に眠っておりました。

 

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保存状態は破れたり変色したりしてはいませんが、結構カビ臭い・・・。

パラパラめくっているとなんだか喉が痛くなってきました。

現在のBasser誌より大きいA4サイズで、厚みも結構あってズッシリ重いです。

 

それにしても、記念すべき第100号だというのに表紙が驚くほどあっさりとしています。

表紙を飾るルアーはヘドン・バサーをモチーフにしたBudd&Joeyを手掛ける藤田浩之氏制作のオリジナルウッドプラグ。100号発刊記念モデルで、この号の読者プレゼント(限定100個)にもなっています。超レアですね。

 

さて、ページを開くと・・・。

 

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表紙裏の見開きで登場したのは、シマノのミレニアムステラの広告!

完全受注限定生産のステラで、番手は1000、2500、4000の3つのみ。

驚くべきは価格で、98ステラまではメーカー定価5万円台だったのがこちらは8万円!

同時期に発売されていたダイワの初代TD-Zスピニングも定価8万円で、それまではバス用リールのフラッグシップは定価でも4〜5万円台という認識だったので目ン玉が飛び出ましたね。(笑)

 

それにしてもミレニアムステラ、今見ても全く古さを感じさせない高級感溢れるデザインが所有欲をそそりますね。オールシルバーの統一感が18ステラにも似ているような。

 

 

当時既に大人だったなら、絶対に注文してるだろうなあ・・・。ちなみに当時使っていたリールはベイト、スピニングともにダイワのプロキャスターXでした。

 

3番手ありますが、自重が2500番で275g、1000番ですら255gと、現在を基準にするととんでもなく重い!

しかし、当時はまだダイワがTD-Zでマグネシウムボディ!自重アンダー200g!と銘打ってリールの軽量化という新たな道を切り拓いたばかりの頃だったので、このくらいの自重のリールは全然珍しくもなかったと思います。

シマノもすぐに00メタマグを発売するなど、この辺りからリール軽量化は一気に進んで行った感がありますね。

 

さて、他のリールメーカーの広告はというと・・・。

中面の広告が続くページでまず出てきたのがダイワ。

 

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ミリオネアCV-Z、100番が間もなく発売のようです。

既に200番台の3モデルは発売済みで、私も一時期205を所有して使っていました。ダイワリールには珍しくブレーキ設定が難しくて、しょっちゅうバックラッシュしていました。ハマッたときはすごく飛びます。

このリールの特徴は何と言ってもデザインですね。純粋な丸形リールは今では少なくなりましたが、過去から現在まで見てみてもこのミリオネアCV-Zシリーズはトップクラスに美しいと思います。

今はバス用ではミリオネアCTが発売されていますが、CV-Zから凛牙やリョウガのデザインを経て、だいぶ趣が変わっていますね。

 

 

そしてこのリールと並んで私が美しいと思うリールがこれ!

 

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シマノ、ダイワとは大きく趣向の違った広告ですが、左上の菊元俊文さんのところにあるバリウス!

今では釣具事業から撤退してしまったリョービの傑作(と個人的には思っている)丸形リールです。

繊細さを纏ったミリオネアとは対象的に、力強い精悍なルックスが印象的なバリウス。

私は以前F300を使っていましたが、使用感含めとても好きなリールでした。ブレーキブロック4つのうち2つを撤去して使う定番の『かっ飛びチューン』で使っていましたが、これをするとブレーキ設定が非常にピーキーになるため、結果的に状況に応じたセッティングなど色々と勉強になりました。

軽い力でよく飛ぶのですが、そのうちキャスト時にガーガーと異音がするようになったので止む無く売却。でも、今でもまた欲しいと思うことがありますね・・・。

次は憧れのスペクトルカラーがいいなあ。

 

同じく掲載されているイクシオーネやキャスプロメタルライト、ザウバーなどリョービは個性的でとても面白いリールを作っていただけに釣具事業からの撤退は残念でした。海外ではまだリールの販売などをしているようですが、どうもOEM製品っぽいですね。

 

続いて出てきたのはアブ。

 

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当時の主力、アンバサダーSXシリーズ。現在のピュアフィッシングではなく、マミヤOPが代理店として日本での販売をしていました。今江克隆さんとラリー・ニクソンさん、日米のレジェンドが広告塔です。このリールもかっこいいですね〜。

 

 

 

一旦最初に戻って、またページをめくっていると、

 

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立て続けに出てきたのはロッドメーカー・ダイコーの広告。

ダイコーといえばブランクスメーカーとしての強みを活かした、コストパフォーマンスに優れたロッドを販売していたことが印象的でした。

 

上はフラッグシップのカリスマスティック、下は『青いロッド』として大ヒットしたブルーダー。特にブルーダーは定価2万円台前半で1ピース、2ピースいずれも充実したラインナップ、特徴的なデザインと価格以上の性能で人気を博しました。

しかし2014年に釣具事業から撤退・・・。

 

中面で登場したのはアングラーズリパブリックのパームス。

黄色いブランクスが目に鮮やかなパックロッド『quattro』の広告です。

 

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当時のパームスのバスロッドは、ハイエンドで黒いブランクスの『EDGE』、2ピースで真っ赤なブランクスの『Flame』、そして鮮やかな黄色いブランクス、4ピースパックロッドの『quattro』がありました。EDGEは赤羽修弥さんや本山博之さん、ロボ奥田さんなんかが使っていましたね。

今でもオカッパリでFlameを使っている方を時々見かけますが、思わず『Flameですか、いいですね』と声をかけたくなります。(笑)

 

Flameやquattroはブランクスのカラーこそ特徴的ですがロッドそのものの装飾は至ってシンプルで、この3モデルは長さやパワーなどのラインナップもほぼ統一されていて分かりやすく、今で言う(?)ミニマリズムを感じさせるメーカーでした。

まるでファッションブランドのような『センスの良さ』が他にない独自性だったのですが、経緯はよく知りませんが今は全然違うメーカーになっちゃいましたね。

バスロッドももう作ってないようですし・・・と思ったら、このクワトロはデビュー20周年ということでリニューアルされて販売されているようです!

 

Quattro |PALMS | 株式会社パームス

  

 

見た目は全然違いますね。価格も当時より随分と安くなっています。

う〜む、当時のパームスファンはこれを見てどう思うのでしょう・・・。

 

広告はこれくらいにして、裏表紙を見てみます。

まあ当然、裏表紙も広告なんですけど。


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エバーグリーンのインスパイアルアーシリーズ。製作した藤木淳さんと共に。

上からM-1インスパイアミノー、C.C.プレデター、キッカーイーター、スピンムーブシャッド。どれも当時はメガバスルアーとならぶ超人気ルアーで、店頭で見かけることはほとんどありませんでした・・・。

 

 

 

もう本当に広告はこれくらいにして、中身のほうをざっくりと。

目次はこんな感じ。


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100号に関連する記事が割と少ないような・・・。(笑)

 
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第2号から100号に至るまでの表紙がズラリ。

吉田幸二さんの大きな笑顔が一番目立ってますね。


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第1号は1986年7月。昭和61年ですよ!そこから足かけ14年。

さらに現在まで34年。スゴイ!!

 

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第1号の表紙は昭和61年当時とは思えないほど洗練されていますね。

 

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トッププロ100名による思い出に残る記事ベスト5が挙げられていて、見事1位を獲得したのが第1号に掲載された田辺哲男さんの『パターン・バッシング』。

シーズナルパターンを中心とした当時の記事が見開き10ページに渡って掲載されています。バス釣りの基本中の基本となる考察で、今読んでも実にタメになる!

まだインターネットという言葉さえ世間一般には存在しなかった34年前に、自力でこれだけの実践理論を築き上げて発信した田辺さんはやはり偉大というほかありません。

 

このほか、創刊当時から100号に至るまでを林圭一さんと沢村幸弘さんが対談形式で話す記事や、18名のトッププロがBasser誌に寄せたメッセージなどが掲載されています。

100号にまつわる記事は全355ページ中60ページほど。案外にあっさりとしたものですが、100号なんてまだまだ通過点、という意気込みの表れなのでしょうか。その後も現在まで続くBasser誌ですが、毎年オールスタークラシックでも楽しませてもらっています。これからもずっと、日本のバスフィッシング界を牽引する存在として頑張ってほしいですね。

 

 

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