寒いと釣りに行くのが、特にバス釣りの場合は億劫になります。
その分タックルを買い揃えたり、メンテしたりといった時間は増えますね。
今回は、先日購入した20タトゥーラSVTWを早速ベアリングカスタムしてみました。
19タトゥーラTWのベアリングカスタムのときと、やり方は全く同じです。
ハンドルノブに左右各1個ずつ追加、ウォームシャフトの両端に1個ずつ追加で合計4個を追加できます。
一応、ざっくりと手順を書いておくと・・・。
準備するもの
ベアリング(740ZZ)
ストック必須!の740ZZ。今回のカスタムでも、交換する4箇所全てこのサイズです。
グリス
なんでもいいですけど、どこでも売ってるシマノ純正が無難ですかね。
工具
精密ドライバー、小型のラジオペンチ、小型レンチなど。先曲げクリップもあるとノブキャップの取り外しに使えます。
ハンドルを取り外し、ノブにベアリングを追加
ロックナットを外してハンドルを取り外します。
ノブを外して根元のカラーをそれぞれベアリングに交換。
座金は取らずにそのまま取り付けています。
ブレーキ側のサイドプレートを外してスプールを取り出す
ハンドル取り外しと順序はどちらでもいいのですが、スプールを取り出したらピニオンギアを傷めないよう、ハンドルを動かしたくないのでこの順序が無難かと思います。
ギアボックスを開ける
メカニカル、3箇所のビスを外してギアボックスを開けます。
レベルワインド下のパーツを外す
ギアボックスを開けたら、レベルワインド下のパーツを外します。
これですね。マスクみたいになってる部分。両側にビス留めしてあります。
これを外さないと、ブレーキ側のほうにあるEリングを外したり戻したりするときに歪ませてしまいます。
前に19タトゥーラTWのベアリングカスタムをしたときにはビス穴を潰してしまったので、Eリングを強引に付け外ししましたが。
ウォームシャフト両側のEリングを取り外す
メインギアを取り出して、
ここまでの状態になったら、赤く囲んだEリングを取り外します。
作業中にギアを傷めるリスクを考えると、本当はメインシャフトも外したほうがいいと思います・・・。
で、ブレーキ側のほうも。
カラーをベアリングに交換
あとは黒いカラーをベアリングに交換するだけですね。
ウォームシャフトを引き出して、
ウォームシャフトギアを手で引っこ抜いて、
カラーをベアリングに交換。
反対側もカラーをベアリングに交換。
カラーを取り出したときに出てきた座金2枚は取り付けません。
組み直して・・・出来上がり!!
巻き感は・・・変わった、かな??
よく分かりません!!
ハンドルノブはいいとして、ウォームシャフト部にベアリングを追加すると馴染むまでにちょっと時間がかかる、というのが個人的な感覚です。
これで7BBから11BBへになりました。
ベアリング数が2ケタになると何だか気持ちが高揚しますよね!(笑)
入魂はいつになるだろう・・・。