こんにちは、訪問ありがとうございます。
少し前にアルファスCTを分解メンテした記事をアップしました。
ついでに・・・というのは変ですが、19アンタレスもメンテナンスすることにしました。
購入してから2年足らず、一度スプールベアリングを取り外したことがある程度でバラすのは初めてです。
スプールベアリングを取り外したときはシャーシャー音が気になって脱脂注油したのですが、またシャーシャー音が気になり始めたことと、ハンドルを回すと1箇所ザラっと感じるところがあるのでメンテナンスで直ればいいなと。
今回、ドラグ用にシマノ純正グリスDG-01を買い足しました。
ギアにはいつものDG-04を使います。
いきなり躓く・・・。
さて、まずはハンドルを外して・・・と。
む?
この六角ナット、周りの隙間がない。今ある工具は・・・。
これしかない。試してみるも全然ダメでした。
翌日、ナット用のドライバーをホームセンターにて購入。
平径10mmのものです。1,000円くらいしました。
仕切り直し!
道具も揃いましたので早速作業再開。
ギアボックスを開けてみました。
ブラス素材のマイクロモジュールギア。
グリスはほぼ切れているように見えます。
サクッとだいたい全バラし。
シマノのベイトリールはダイワのものに比べてバラしやすい気がします。部品点数はそれほど変わらないと思うんですが。
スプールベアリングを交換。
まず、シャーシャー音の原因と思われるスプールベアリングを交換しました。
今回、ヘッジホッグスタジオのAIR HDセラミックベアリングを購入。せっかくなので一番高いやつで。(笑)
サイズはスプール側が1150と、ブレーキ側が1030です。
スプール側を交換して・・・、
(右が新しいベアリング)
ブレーキ側も交換。
(こちらも右が新しいベアリング)
このブレーキ側を分解して組み直すとき、ブレーキダイヤルとの合わせをよく注意しないと、ブレーキブロックとの干渉っぽいことが起こります。
巻くと異音がするので、そのときは改めて組み直しましょう。
ウォームシャフトのベアリングカスタム。
せっかくバラしたので、ウォームシャフトのところのカラーをベアリングに交換してみました。
ベアリングのサイズは740ZZです。
ここのカスタムは使用感にあまり変化が感じられない上に、ベアリングの調子が悪くなったら全部バラさないといけないので、個人的にはする意味はあまり無いと思ってます。気持ちの問題です。(笑)
パーツ清掃。
メインフレーム他、一部のパーツは歯ブラシでゴシゴシ。
その他はパーツクリーナーに浸けて洗浄。
あとは適宜グリスアップしながら組み直して・・・。
完了!
出来ましたー!
なお、グリスでベタついた手で(私は手袋を使って作業していますが)組み直すので、アンタレスのピカピカボディがえげつない指紋まみれになるのが大変でした。
仕上げにパーツクリーナーを吹き掛けたウエスでボディを拭いて、指紋がなくなるまで磨きました。
スプールベアリングを交換したことでシャーシャー音は大きく減少。
ザラつきからくるウィンウィン音も無くなりました!
メンテ前とメンテ後はこのくらい変わっています。
シャーシャーウィンウィン騒がしかった19アンタレスをメンテしたらだいぶ静かになりました🤗🤗 pic.twitter.com/GPqmYBL503
— tsuriheta2.2🌻🇺🇦🌻 (@tsuridehitoiki) 2022年4月28日
投げて、巻いて、という基本動作の使い心地が最高に気持ちいい19アンタレス、メンテしたことで快適さが戻ったと思います。
あとは新しいベアリングのポテンシャルを早く試してみたいですね。