アルファスSVTW、ジリオンSVTW、そしてスティーズリミテッドが2021年ダイワのベイトリールの新モデルとして華々しく登場しました。
その裏でひっそりと(?)タトゥーラに300/400というモンスター向けの番手が追加されています。
(※2021/2/19追記 300XHを購入しました)
USダイワでは既にタトゥーラ300が発売されています。
しかしこれを日本市場に投入するとは意外でした。
さらに、400までラインナップに加えるとは・・・。
ダイワのバス用ベイトリールの中ではエントリーモデルとして高い人気を誇るタトゥーラシリーズ。
現行モデルは19タトゥーラTW、20タトゥーラSVTW、HDカスタムとHLCの4機種です。
32mmスプールで軽量ルアー向けのSVTWから、36mmスプールでタフコンセプトのHDカスタムまでタトゥーラシリーズのカバーする範囲は幅広いのですが、今回の300/400はHDカスタムの遥か上を行く強いリールとなっています。
見た目が結構変わってる。
カラーは19タトゥーラTWとも、20タトゥーラSVTWとも違うような?現物を見てみないことには分かりませんね。
(ダイワ公式サイトより)
新しいジリオンSVTWと同じく、このタトゥーラもハンドル側のプレートを留めるビスが見えません。
タトゥーラの目印である蜘蛛のマークはメカニカルにあるのみ。
この2点は19、20モデルと大きく異なります。
またギア比によって色を変えていたリテーナー部分は、これも新しいジリオンSVTWと同じく統一。
強い、デカい。
続いて公式のスペックを見ていきます。
スプール径が43mm。デカい。
これより上はダイワではソルティガとキャタリナだけです。
最大ドラグ値が13kg(300XHは11kg)。
何ということだ・・・ソルティガ(10kg)を超えている。
ギアのサイズや巻き上げ力は知りませんが、ドラグ値だけならこのタトゥーラでヒラマサとガチンコファイトできます。(笑)
パーフェクトダブルストッパーという、ほぼジギング用リールでしか見ない機構もバッチリ搭載。
ソルト対応で、糸巻き量も充分。
PEラインなら300で2号、400で3号が300mは入りそうなので、ハンドルを交換して中型青物狙いのジギングにも使えそうです。
その他、新しいコンセプトのハイパードライブデザインもしっかり採用。
ボディはメインフレームとギア側のプレートがアルミになっていて、ここはHDカスタムと同様です。
(タトゥーラHDカスタムはそろそろカタログ落ち?)
これって・・・。
公式サイトでの謳い文句は、
Toughness & Durability! 待望のヘビーライン対応TWS搭載機。ビッグベイト・ジャイアントベイトでのモンスター狙いに。ソルトにも対応。
とあります。
ただ、スペックを見ると、ライバルはシマノのグラップラーだと思うんですが・・・?
そうなると、このタトゥーラのハンドルがちょっと中途半端に思えますが、謳い文句の通りビッグベイト専用機として売り出すのでしょうか。
それだけだとえらくニッチですが、この番手とマグブレーキの安定感はショアから青物やロックフィッシュを狙うアングラーに響きそう。
ハンドルやノブを用途に合わせてカスタムするだけで、色んなパワーフィッシングに流用出来そうですね!
どうせならシングルパワーハンドルも同梱してしまえばいいのに、とついつい思ってしまいます。
実売は2万円台後半といったところでしょうか?
(※追記 30,000円弱といったところですね)
バス用に使うにはかなりシーンの限られるリールですが、逆にそれ以外の使い道も見出せればコスパの非常に優秀な相棒になりそうですね。