こんにちは、訪問ありがとうございます。
2年半ほど前に購入して以来、軽量級プラグ専用機としてずっと頑張ってくれているアルファスCTSV。
このリール、売れ行きの方は芳しくなかったのか、既にカタログ落ち。小売店の安売りに並ぶ姿をよく目にしました。
私はLクラスのロッドにナイロン12〜14lbの組み合わせでずっと使ってきています。このタックルはシーズンを問わず実に安定して魚を連れてきてくれるので、私にとってはそれを構成する重要なリールなのです。
このアルファスCT、思えばスプールベアリングへの注油を毎回する程度でオーバーホールしていませんでした。
まあ別に調子が悪いとかそういうことはないんですが、ウォームシャフト周りが汚れていたりと気になるところもあるので、全バラしてメンテナンスしてみました。
分解してみる。
サクッとバラしてみます。
中はそれほど汚れていませんでした。
スプールベアリングも外しました。
SLPのツールを使います。
CTのような小口径はやりづらくてちょっと気を遣います。
ハンドルベアリング、クラッチカムベアリングがゴロついていたので交換。
1280ZZ、ちょうどスペアを2つ持っていました。
タイミング良かった。
メインフレームやクラッチは歯ブラシでごしごし。
スッキリ!
メインギア、ピニオンギア、ウォームシャフト周りはパーツクリーナーに浸けてキレイに。
ギア素材はブラスのようです。
組み戻すついでに。
あとは適宜グリスを塗布しつつ元に戻して完成・・・なんですが、ここでふと気付きました。
アルファスCTのハンドルは純正で80mm。
これが巻き続けるには少々しんどくて、けれども他のジリオンやタトゥーラで使っている90mmだとこのリールとのバランスが悪いので85mmのカーボンハンドルとか欲しいなあ、でもわざわざ買うのはなあ、と思っていたのです。
そういえば、20タトゥーラのハンドルを入れ替えたときの純正品があるじゃん!あれ85mmだった!と。
という事で早速交換。
これで出来上がり!
スプールベアリングをしっかり脱脂してヘッジホッグスタジオのアルケミーオイル・ウルトラライトで仕上げたおかげか、スプールの回転が明らかに軽くなりました。
こりゃキャストも伸びるかなあ〜!
早速使ってみる。
ちょうどよく少しばかりのスキマ時間が出来たので、短時間釣行に。
先日記事にした、個人輸入のウッドクランクと共に試し投げ。写真はWRECK Jr.(Black Label Balsa)です。カワイイ。
まず、しばらく投げてみた感想は・・・『別に変わらない』。
あれれ?スプールの回転は間違いなく軽くなったのに。(笑)
85mmのハンドルは快適。巻き心地はいつものシマノグリス(DG04)のおかげか、まろやかな感じになりました。
というわけでメンテ完了。
お気に入りのアルファスCT、まだまだ活躍してもらいますよ〜。