釣りで一息。

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意外と出ない『最大ドラグ力』の話。


こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

今回はリールのドラグの話です。

ドラグの調整、普段どのようにしていますか?

私はドラグチェッカーなど持っていないので、スケールを使ってかなり大雑把に決めています。

最大ドラグ力10kgのリールで3kg、5kgのリールで2kg、という具合に。

これらはスピニングリールの場合で、ベイトリールは基本的に目一杯締めておいて、魚が掛かったら感覚を見ながら調整する、みたいな相当適当なことをやっています。

 

そんな風にしているうちに、ちょっと気になることがありまして。

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この21バルケッタ151を使うようになってからなんですが。

 

このリールはとにかく便利で、SLJやタチウオジギング、テンヤなど様々な釣りで使っています。

 

ドラグに関してはベイトリールということでこれも特段の微調整はしておらず、いつも手で一杯に締め込んでいます。

ただ、いざ魚を掛けると締め込んでいるつもりの割には簡単に出て行くんですよね。

 

シマノ公式サイトによると、バルケッタ151の最大ドラグ力4.5kg

感覚的にはその半分くらいしか出ていない気がして、まあそんなもんなのかな〜とずっと気になりつつ検証もしていなかったのです。

しかし実際どうなんだ?というのはやっぱり確認しておいた方がいいだろうと、簡易的ではありますが検証してみました。

 

いつも通りに締めてみる。

スケールに糸の先を結んで、真っ直ぐ引っ張ってみるという超単純なやり方です。

糸巻き量は目分量でほぼ100%、スペック通りのドラグ力が出るか?(※糸巻き量が少ないとドラグ力が上がります)

バルケッタのドラグをいつも通りに締めてスタート。

すると、ドラグが出始めるところでは2.4〜2.5kgあたりの値を表示しています。

えっ、全然ダメじゃん!

最大ドラグ力の半分強ほどしか出ていないので、自分の感覚は間違っていなかったといえばそうなのですが・・・改めて数値として目にするとインパクトがありますね。

普段の締め方が甘かっただけで、意識的に締めたつもりの今回は4kg近くの値が出るのだろうと勝手に決めつけていたので。

 

ガチのマジで締めてみる。

次はスタードラグが折れてしまうんじゃないかというところまでガチガチに締め込んでみました。

これ以上は私の腕力では無理です。

すると、3.9kgまでは値を伸ばすことが出来ました。

うーん、これでも最大ドラグ力の9割にも届いていない・・・。

 

このバルケッタは購入から2年ほど経っていますが、釣行回数的にはそこまでドラグの劣化はしていないと思います。

すると、最大ドラグ力の値を出す場合はガチのフルパワーでもってドラグを締め込まないといけないのでしょう。

あるいは何かそれに足る工具を使うとか。

いずれにせよ、釣り場でドラグを締めたり緩めたり適宜調整をしながら釣りをするとして、最大ドラグ力の値のところまで使い切るのは私には現実的ではないな、と思わされる結果でした。

 

ジガー1500番で検証。

せっかくなのでもうひとつ、オシアジガー1501で試してみました。

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こちらは最大ドラグ力7kgです。

私がこのリールを使うときは大抵3kgくらいの設定で充分なので、最大まで使うことはないでしょう。

 

まずはいつも通りにしっかり締めて。

ドラグが出始めたのは4kg

先程のこともありますし、まあこんなものでしょう。

 

次は両手で自分の出せる目一杯の力でギリギリまで締め込みます。

すると、出ました7kg!!

7kgを超えたところで出始めた直後、スケールにユニノットで結束していたリーダー(フロロ6号)がバチンと切れました。

最大ドラグ力まで出せましたが、ガッチガチに締めたので緩めるのもひと苦労。

私の体力も尽きたので、これにて検証終了。

今更ながら感覚的に最大ドラグ力がどういう位置付けか理解できたのでよかったです。

 

『最大ドラグ力』と『実用ドラグ力』について。

余談ですが、シマノのスピニングリールにはスペック表に『最大ドラグ力』『実用ドラグ力』の記載があります。

この2つの違いは、公式サイトによると以下のとおりです。

Q. 最大ドラグ力、実用ドラグカとは何ですか。

A.[最大ドラグカの定義測定基準]

基準ラインを規定量巻き、ドラグを最大限手で締めた状態でラインを引く。

この時にドラグが滑り始めた時点のテンションを最大ドラグカと呼びます。

「実用ドラグ力の定義測定基準]

基準ラインを規定量巻き、ドラグを手で締めた状態でラインを引く。

この時に実使用状態で調整が容易にできる範囲での最大張力を実用ドラグカと呼びます。

(引用元:SHIMANO|シマノセールス株式会社)

 

例えば、ステラの3000番では最大ドラグ力が9kg、実用ドラグ力が6kgとなっています。

上記の定義にこれを当てはめると、

・目一杯締め込むと9kgまで耐えられる

・ドラグ調整が利くのは6kgまで

ということになります。

 

つまり、本気でガチガチに締め込んで9kgまで耐えられる状態にして、ではそこから少しだけ緩めたら7〜8kgを出せるかというとそうではない。

ドラグを出さないファイトなら9kgまで。

ドラグを使うファイトなら最大6kgまで。

という事ですね。

なおベイトリールはドラグの微調整がスピニングリールに比べて利かないため、最大ドラグ力のみの表記になっているのだと思います。

 

しかし最大ドラグ力に達するまで締め込むのにはかなりの力が必要で、スピニングリールは実用ドラグ力まで、ベイトリールも最大ドラグ力をある程度割り引いて考えておいた方が良さそうな気がしますね。

特にベイトリールで、スタードラグ且つそれが樹脂製のものは締め込むうちにポキっと折れそうな気がしてくるので怖いです。

 

いずれにしろ大前提として腕力体力に自信のない私は、最大ドラグ力とは縁のないフィッシングライフを送っていくことでしょう・・・。

 

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