こんにちは、訪問ありがとうございます。
私とは長い長い付き合いの、手持ちのビッグバド。
この度、トラブルに見舞われました。
過日の釣行で投げていたところ、岸近くの倒木にスコーン!とぶつけてしまう失態。
そのときの衝撃でお尻のエイトカンがすっぽ抜けてしまい、ブレードが失くなってしまいました。
哀れなるかな、お尻丸出しのビッグバド。
この状態だとビッグバドなのに非バド系、ただの投げにくいサーフェスクランクなので早速修理することにします。
最近は中古市場でも高いですね〜ビッグバド。
準備するものリスト
以下、修理に使うモノです。
替えブレード
一番重要なのに意外と売っていなくて苦労しました。
大きめのコロラドブレードは使い途があまりないからか・・・?
コーモランの#4が純正と同じサイズでした。大きさ、素材、色や仕上げはお好みでどうぞ。
ヒートン
近所のホームセンターにて購入。
下の写真のとおり内径2.5mmで、これより内径が小さいものはブレードの収まりが窮屈になると思います。素材はステンレス、真鍮がありました。お好みでどうぞ。今回はステンレスを購入。
ライター
エイトカン直付けチューニングと同じ要領なので、ライターかハンダゴテを用意します。
ペンチ
ヒートンを熱して差し込むときに掴むため。
二液エポキシ
補修用。ルアー用補修液とかでもいいと思います。
作業開始!
取り付けだけなら、作業は5分もあれば充分です。
ヒートンにブレードを取り付け
ペンチでヒートンを少しだけ開いてブレードを取り付けます。
周辺のバリを取る
これは念のための作業です。
エイトカンが抜けたところ周辺はかなりバリが立っていたので、耐水ペーパーで整えていきます。
ヒートンの先を炙る
ブレードを取り付けたヒートンの先をライターで熱します。
5秒くらいでいいんじゃないですかね。
ヒートンを差し込む
熱したヒートンをすぐさまビッグバドのお尻に差し込みます。
今回、半分くらいまでしか入らなかったので残りは回してネジ込んでいきました。
二液エポキシで穴埋め
ヒートンを差した部分、エイトカンが抜けた跡などを埋めていきます。
2日ほど置いてエポキシが完全に乾いたところで、一旦は完了。
お尻の塗り直し
さて、ここからはオマケの作業です。
ブレード接続部分付近は冒頭の写真のとおり、塗装が剥がれて下地が露出している部分がありました。
そこを塗り直します。コレで。
車用のタッチアップです。
これがルアーに適しているのかどうかは知りませんので、推奨はできません。シルバーがたまたま余っていたので使ってみました。
まずシルバーを塗って、乾いたら仕上げにクリアを重ねます。
こんな感じになりました。
なんだか思ったよりもずっと自然な感じ。いいですね。
完成!
というわけで、これにて完成。
塗装もして、なかなか綺麗に仕上がりました。
満足です。
彼とはもう長い長い付き合いですが、これからもガンガン使っていきますよ〜。