釣りで一息。

釣りが好きです。釣り以外もいろいろ好きです。

マグシールドベアリングのサイズって・・・。

独自規格なんですね。(今更)

 

最近は釣りに行かず、時間が空けばリールのメンテをしています。

この前メンテしたのが、今やダイワ公式からも姿を消してしまった15ジリオンTW。

 

 

36mmスプールで重量級巻きモノに使っていて、ガシガシ使ってもヘタれないタフで頼れるリールです。

 

このジリオンTWはマグシールド搭載機なのですが、ピニオンを支持するベアリングがマグシールドボールベアリングとなっています。

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右側にある赤いシムの下にあります。

 

結論から言うと、ここはいじっちゃダメです。

この状態のままそっとしておくに限ります。

マグシールドベアリングはギアと同じく、メーカー修理対応となっていてパーツの個別注文は出来ません。

 

・・・というのは誰でも知っている情報です。

 

ではここをいじってしまうとどうなるのか・・・。

 

 

 

まず、取り出せない。

マグシールドベアリングはピンで押さえられていて、その下に赤いシムと一緒に眠っています。

まずはピンを取り外し、赤いシムを取って、さて本丸のマグシールドベアリングを・・・。

 

・・・取れない!!!

 

プレートにガッツリガッチリとハマっています。

なるほど、隙間なくベアリングを嵌め込むことでマグオイルで水や異物の進入を防ぐ効果を最大化しているわけですね。多分。

 

しかし本当に取り出せません。

ベアリングリムーバーを持っていないので、仕方なく千枚通しを使ってガツン!!

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取れました。

しかし内側にガッツリとキズが入ってしまいました。

 

試しにペンチを近づけてみると、

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くっつきます。磁力でマグオイルをとどめている証拠ですね。

で、

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ちょっと見えにくいですが、表側に赤いマグオイルが出てきます。

 

洗浄してみる。

試しにパーツクリーナーに浸けてみると・・・。

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マグオイルが染み出してきました。

 

10分くらい浸けてみて取り出しましたが、まだマグオイルは切れてないようです。

 

既製品のベアリングで代用できるか?

何でこんなことをしたかと言うと、単なる興味本位ではあるのですが、私の考えていたことはこうです。

 

・マグシールドベアリングは普通のベアリングとサイズが違うらしい

・特に幅(寝かせて置いたときの高さ)が違うらしい

・幅が違うだけならシムで調整可能

・それならミネベア等で代用が可能だろう

 

さて、取り出したマグシールドベアリングですが、ノギスで測ってみると外径は9mmのようです。

手元にあるミネベアの940ZZ、950ZZと比べてみました。

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真ん中がマグシールドベアリングで、左が950ZZ、右が940ZZです。

どうでしょう?なんだか940ZZと同じのような??

幅は違いますが、これならシムで調整するだけで代用できそうだ!

 

と早速ピニオンに取り付けてみようとすると、

 

は、入らない・・・。。

 

内径も独自規格のようです。

多分4.5mm(940ZZは4mm)とかそんな感じ。試しに950ZZ(内径5mm)を取り付けると簡単に入りましたが、ガバガバ。このまま使うとすぐにギアを傷めてしまうでしょう。

 

ということで、結局マグシールドベアリングは元の場所に収まるのでありました。

オシマイ。

 

 

 

マグシールドとは離れられないのだ!

機種にもよると思いますが、少なくともジリオンTWの場合はマグシールドに触れることは全くオススメできないという事が分かりました。

 

ジリオンTWをマグシールドレス化する場合には、非マグシールド機のジリオンSVTWのピニオンを移植して、合うサイズのベアリングをセットすれば・・・いや、ギアが個別注文できませんでしたね。(笑)

どうしてもマグシールドの呪縛から逃れたい場合は、マグシールドベアリングのマグオイルを全部抜くしか方法はなさそうです。

それか1516のHLCを買いましょう・・・ってそれなら初めからそっち買ってますよね。

 

 

ちなみに1514のHLCはマグシールド搭載機。

ややこしいです。

 

 

私はマグシールドという機構は特に好きでも嫌いでもないのですが、自分でメンテできない点はちょっと・・・とは思います。

ただ、マグシールドベアリングの耐久性は見たところかなりありそうなので、余程のことがない限りはしばらく大丈夫そうですけどね。

 

今回のことでキズが入りまくってしまった上にマグオイルもかなり抜いたので、修理に出そうかな・・・。(笑)

 

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