釣りで一息。

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魔法の食わせクランク。FAT CB B.D.S. 1.2 Magic/ラッキークラフトUSA@ルアーメモNo.13


こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

今回もルアーの紹介です。

前回のシマノ×海洋堂は最注目ルアーでしたが、こちらも個人的にとても気になっていました。

 

FAT CB B.D.S. Magic 1.2

秋は巻きモノ、ということでこちらのクランクベイトなのですが。

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ラッキークラフトUSAの『FAT CB B.D.S. Magic 1.2』

 

名前、長いっすね・・・。

 

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パッケージ裏、『FATCBBDSMAGIC1.2』と空白なく並ぶ文字列が目立ちます。見易くするためにスペースを入れるとラベルに収まらなくなっちゃうんでしょう。

 

名前、長いっすね・・・。

(※以下、"BDS1.2"と表記します)

 

ラッキークラフトと言えば独創的且つ実釣性能も折り紙付き、というルアーをたくさん作っているイメージですが、ラッキークラフトUSAは全てのルアーがアメリカのトップオブトップのトーナメンター達が探究を重ねたゴリゴリの実戦派ルアーという印象。

このBDS1.2もそうなのでしょう。

 

私にとってはこれが初めてのBDSシリーズ。

B.D.S.とは何だろうか?

タックルウェアハウスの商品ページには"Big Daddy Strike"の頭文字だとありました。

ビッグダディ?バスは雌の方が断然大きいでしょうから、何を意味するのか。

BDSシリーズのラインナップは0、1、1.2Magic、2、2.2Magic、3、4、6とあり、1.2と2.2は何やら特別な魔法がかかっているようですね。

 

スペックや外観など。

潜行深度は0.5mのシャローランナー。

自重は1/4oz(7g)、固定重心のサイレント仕様です。

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こちら、カラーはTOチャート。

TO、つまり我らがレジェンド、大森貴洋選手監修カラー。

TOと名のつくカラーは全部で9色・・・だと認識しているのですが、合ってるかな?

 

カラーはアピール系のTOチャートと、合わせてナチュラル系のものも購入しました。

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下のカラーはゴーストベイビーブルーギル。

 

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リップは角が円くなっているスクエアビル。

 

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お腹には"B.D.S. 1.2 Magic"の文字。

フックはVMCの#5が付いています。

好みの話になりますが、私は一度使った後にフックをがまかつトレブルRB-Mショートシャンクに交換しました。

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縦アイに対してセンターバランスにしたい、フックサイズを下げてレスポンスを上げたいなどの理由からです。

 

公式サイトでは、このBDS1.2はフィネス寄りのクランクベイトと位置付けられています。

説明書きによるとアクションの波動、障害物にコンタクトしたときにバランスを崩さずすぐに軌道に戻る、このあたりがこのルアーのキモのようです。

 

LC1.5と比較。

ラッキークラフトのクランクベイト代表、LC1.5と大きさを比べてみました。

上がLC1.5(※無印ではなくDRSモデルです)。

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全長はほぼ同じ、幅と高さはいずれもLC1.5の方が大きいです。

簡単に表現するなら、LC1.5はスタンダードなラウンドクランク型、BDS1.2はシャッド寄りですね。

自重は公式表記でLC1.5が1/2oz(12g)、BDS1.2が前述の通り1/4oz(7g)。

 

使用感など。

いつものライトプラグ用タックルで使ってみました。

アクションは通常スピードで巻くと曲線的で優しめのウォブンロール。

ゆっくりと巻くと、ロールアクションの割合が強くなります。この動き、TOチャートのカラーが活きそうでいい感じ。

LC1.5と比較すると弱い動きで、クリアウォーターや食い渋る状況、低水温期に効きそうな感じですね。

ゆ〜っくりゆ〜っくり、かなり遅いスピードで巻いてもきちんと泳いでくれます。浮力はそこそこ。

 

何となくですが、このアクション、ルアーのフォルムを見ると、LCシリーズとFAT CBシリーズの位置付けはLC=バルサB、FAT CB=キラーB、なのかな?と思いました。全然違ってたらごめんなさい。

 

リールは21アルファスSV800Sで、ブレーキ設定は6〜8を使いました。ショートキャストでテンポ良く投げ込んでいくなら無風で7、風があれば8が個人的なベター設定。

 

シャローフラットや倒木などのストラクチャー周りで、水面下10〜20cmをロールアクションが出るように、意識的にゆっくりと巻いてみました。

 

TOチャートで何度かアタるも乗らなかったので、ベイビーゴーストブルーギルに変えたら小バス君が釣れてくれました。

危うい針掛かりですが・・・。

その後も2尾、いずれも小さいですがキャッチ。

 

使っていて、スナップの接続(スプリットリングを外す場合)はモノによっては若干辛いかなと感じました。

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このときはカルティバのクイックスナップX、#0を使用していたのですが、コツを掴むまでは結構通しづらかったです。

ただ他のスナップで試すとすんなり入ったので、種類によりますね。

 

使いどころはこれから?

ゆっくり巻いたときにもしっかり動き、ロールアクションで食わせる一口サイズのサイレントクランク、BDS1.2。

これからやってくる低水温期のシャロー攻略に、フラットサイドクランクと合わせて食わせの一手として持っていきたい。

寒い時期にシャロークランクで釣れたら、嬉しいだろうな〜。この冬はちょっと頑張ってみようかな?