なかなか釣りに行けない、行きづらい日々が続いていましたが、シーズン終盤となった寒ブリジギングに再度チャレンジしてまいりました。
前回のブリジギングでは幸先よく10キロ超えが釣れたので、あわよくば今回も・・・という期待を胸に準備万端、朝もバッチリ早起き。
(※前回の釣果記事)
ここのところ暖かい日が続き、もう春もすぐそこという天候だったので正直どうかなという思いもありましたが、現地に着くと不思議とヤル気が漲ってくるものです。
ヒットヒットにまたヒット。
こりゃあ今日も釣れそうだぞ、なんて期待していると朝イチから早速時合に突入。
一投目でいきなりヒット!しかしタモ入れ寸前でバラシ。
二投目でまたヒット!しかし魚体が見える前に再びバラシ。
一体何をやっているんだ・・・と落ち着きを取り戻せないまま三投目でまたまたヒット!
焦るな、焦るなと思いながら慎重にやりとり。
まあ、気持ちは慎重にやりとりしているつもりでも、バラすかどうかはまた別問題なんですけどね・・・そんな事を考えつつも、無事タモ入れ出来てキャッチ成功!
三度目の正直でこの日の一本目。しかし船に揚げた途端に針が外れました。(笑)
その後立て続けに3本釣れましたが、サイズの方はいずれも5キロ前後とブリには程遠い大きさ。
正直言って大型と出会えるかどうかは私の実力では100%運次第と思っているので、なるべく多くのアタリを拾っていくしかありません。
それに今冬最後の(と言っても二度目ですが)ブリジギングなので、とにかく気持ちを切らさずシャクり続けました。
結果的には時合が終わった後も途切れる事なくヒットに持ち込む事が出来ましたが、サイズは変わらず。
それでもお昼に差し掛かる頃には二桁10本を達成して、これはこれで大きな満足感を得られました。数釣りも楽しい。
さすがにこれだけ釣ると私のスタミナもだいぶ削られてしまい、午後はご飯やおやつを食べながら休む時間が多くなりました。船の上でおやつ&コーヒータイムっていいですよね。
で、そうやってサボって動く時間が減ると、一気に身体が冷えてきてパフォーマンスが見る間に落ちる落ちる。(笑)
結局、午後は2本追加で納竿。
合計12本(だったと思います)釣りましたが、こんなに数を釣ったのは一体いつ以来か思い出せません。SLJでもこんなには出なかったので。私基準では立派な爆釣です!
キープしたのは6本で、途中からは全てリリースしました。
一応ヒットルアー。
この日釣れたジグは、すべてダイワのKYジグでした。
と言っても、そもそも冬のブリジギングではここ何年か、殆どこのジグしか使っていません。前回の10キロもコレで。
カラーはブラック。購入当時はシルバーだと思って買ったんですけど、なんか微妙に違いました。(笑)
重さは250gなんですが、水深80〜120mどこでもこの重さでカバーしています。
このKYジグを軸に、ちょっと引き抵抗が辛いなと感じたときや疲れてへばってきたときにはblueblueのエスナル230gにチェンジしています。引き抵抗が軽いのが持ち味ですが、こちらもよく釣らせてくれます。
カラーも背ピンクに腹グローでKYジグとは全然違う点も、いい気分転換になります。
この2本があれば私としては充分。
どのジグを使うかよりも、最初から最後まで心折れずにシャクり続けられる精神力が一番大事かと思います。
気付いたことが・・・。
今回はたくさんキャッチ出来た分、途中からは余裕も生まれてきて釣りをしながら色々と気付くことが多かったです。
例えば、
・ブリの場合はジグをあまり動かさない場合もありますが、やはり基本はしっかりとジグを動かすこと。
・始めに連続でバラしたのは、恐らくフックが小さかった、細かったことによる身切れが原因。特に魚を水面付近まで寄せてきたあたりではラインの伸縮がほとんどないため、ドラグが出なければ竿と魚体にだけ負荷が集中して更にリスクが高くなるということ。
・サイズが小さかろうが大きかろうが、頭を反転させられた瞬間からファイトの手間がやたら増加するということ。
・ヒットの瞬間は多くの場合で、ハッキリとした前アタリがあるということ。
・波の音、風の音、ステラのドラグ音のハーモニーが極上に気持ちいいということ。(笑)
など。
当たり前じゃん!と思われることばかりかも知れませんが、私にとって理屈では分かっていても実際に身をもって気付けたというのがとても有意義に感じられました。
特に前アタリを『これか!』と気付いたときには、ある種の感動を覚えた反面で今までいかに鈍感でいたかを思い知った気分でしたが・・・。
今回はブリ級こそ釣れなかったものの、とても楽しい釣行となりました!
ちょっとキープし過ぎてしまったので、妻に協力してもらってママ友に配ることにしました。次回からはもっとリリースを心がけようと思います。
海の恵みに感謝!