釣りで一息。

釣りが好きです。釣り以外もいろいろ好きです。

ダイワの本気!エアリティSTの実機を触ってきた感想など。


こんにちは、訪問ありがとうございます。

いよいよ釣りフェスティバルも開幕、新製品が続々と発表される時期となりました。

 

私としては毎年特に気になるのがダイワ・シマノの新作リール。

ここ数年は年末から釣りフェスティバル開催にかけて、

ダイワシマノダイワ隠し玉(?)

という順序で新作リールが発表されています。

 

既に2024モデルとしてタトゥーラTW100、スティーズSVTW、セルテートを発表済みのダイワがまだ秘めていた隠し玉が・・・!

 

エアリティST

昨年発売された23エアリティのチューニングモデル、エアリティSTでした。

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(引用元:ダイワ公式サイト)

 

 

『ST』とはセンシティブチューンを表します。

18・22モデルのイグジスト向けにSLPワークスが提供している、

・ベアリングの潤滑油をグリス→オイルに

・マグシールドを除去

というチューニングサービスをほぼ踏襲した初期仕様としているのが今回のエアリティST。

 

これにより耐久性・防水性を犠牲とする代わりに、巻きの軽快感の向上を得るという尖った仕様です。

ダイワはロッドにしてもリールにしても、時々こういう尖ったものを出してくるので面白いですね〜。

 

そしてSTのSF(スーパーフィネス)モデルもラインナップされており、こちらは1000番・2000番では自重130g、2500番で同135gという驚異の軽さ(※無印エアリティにもSFモデルが追加されました)。

最早軽さではイグジストSFすら上回る(下回る?)という、それで本当にいいの?状態。

 

デザインは23エアリティをベースにしながら、スプールの色がやや暗く、スプールエッジ、ブランキング、ハンドルの付け根にあるゴールドの差し色がシルバーやガンメタに変わっており、全体的に無印エアリティからグッとシックに大人びた印象となっています。


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(左がST。引用元:ダイワ公式サイト)

個人的にはとても好みのルックスで、惹かれますね。

 

と、ここまでは公式サイトにある情報からいろいろと予測や考察を書いているだけです。

 

実機を触ってきた!

たまたまアジング用のワームを補充しに釣具屋さんに足を運んだら、店頭に置いてあったんですよね。エアリティSTの実機が。

消費者の興味が最大になる発表当日に実機を店頭に出せるように段取りするとは、プロモーションが上手いなダイワさん。

 

大人の色気漂うルックス。

まず見た目が非常にですね、『イイ』です。

隣にあったセルテートと比べてみたのですが、個人的にはエアリティSTの圧勝。セルテートのデザインも良いんですけどね。

23エアリティで配されていたゴールドの差し色がないせいか、メインのブルーグレーがかった色味の主張が何ともイイ佇まい。

ややマットな質感と暗めのスプールとの調和が・・・これは『大人の色気』ですね。ええ。

22ステラからギラつきを抜いたような雰囲気、かな。

 

巻き出しメチャ軽!!

置いてあった番手は2500XH。

ハンドルに手を掛けると、フワッと回り始めました・・・少なくとも私の触ったことのあるリールの中では、圧倒的に軽い!

悔しいが私の23ヴァンキッシュでは勝負にならないレベルです。番手違うけど。

昨年23エアリティを触ってみたときに、『確かに軽いは軽いけど、まあこんなものかな・・・』と驚きはなかったことを思い出せば、このエアリティSTの軽さは段違い。

ベアリングがオイル仕様、かつマグシールド抜きだとこんなに軽くなるのか!

特にベアリングがオイル仕様なのはかなりエキスパート向けな感じがしますが、これは耐久性を犠牲にしてでも使ってみる価値はありますね。

2000SS-Pだとハンドル長の分とパワーギアで軽快感がどう変わるのか、非常に気になるところ。

 

ちなみに空回しでの巻き心地は、24セルテートと変わらないと感じました。ギアの素材は恐らくセルテートと同じです(23エアリティが同じなので)。

ステラと比べるとさすがに圧倒的な差がありますが、私のヴァンキッシュよりはエアリティSTの方が全然良いです。(笑)

 

売れそうな予感・・・!

実使用でも"AIRITY"の名に相応しい軽快さを予感させるに充分な、強い印象を残したエアリティST。

渓流・エリアトラウト、ライトソルト、バスのフィネス向けを本気でやる層の需要をガッチリ掴んで持って行きそうなリールです。

デザインも素晴らしい。

こんなリール出して、イグジストはもう売れないのでは???

前回釣れたメバルを煮付けにして食べながら(美味しい、この身のフワッフワ感、これもまた"エアリティ"・・・)などとつまらないことを考えながら、そんな余計なお節介を思うのでした。

これでアジングしたら気持ちいいだろうなぁ〜。

 

 

www.tsuridehitoiki.com