11月も終わりに近づきましたが、寒くなりそうであまり寒くなりませんね。
しっかり寒くなってもらわないと、冬のブリ釣りが・・・。
バス釣りのほうはそろそろタックルのメンテが中心になってくる頃合いです。
冬に釣る腕を持ち合わせていないものですから・・・。
キズだらけの相棒。
キズだらけ、というのはやや誇張ですが。
今回お手入れの対象となるのはこのロッド。
ダイワのハートランドZ、ハマスピニングスペシャル。
1999年にオリジナルが発売されましたが、こちらは型番の末尾に"SRV"とついたスペシャルリバイバルバージョン、つまり2008年に発売された復刻版です。
当時、私は釣り自体から長く離れていたのですが、何がきっかけとなったかは覚えていませんがたまたまこの復刻版ハマスピが発売される事を知り、すぐに購入したのでした。
このロッドは私が自分で購入した、初めてのハイエンドモデルです。
そこからまたバス釣りを再開し始め、このロッドとは既に10年を超えた付き合いとなる思い出深い一本です。
さてこちらのハマスピなのですが、オカッパリに時々ボートにと、10年以上もの間(最近では出番が少なくなっていますが)頑張っているだけにブランクスにはキズがちらほら。
曲げると時々『ミシッ』と音がすることがあるのですが、多分キズが原因だと思います。
私は幸いにも釣りの最中にロッドを折ってしまった経験はありませんが、このロッドのキズは折れにつながらないかが心配です。
正直なところ、このキズが気になって使っていなかった面がありました。それをほったらかしにしていたのですが、たまたまある事に気づいたので自分で補修してみることにしました。
手元にあったもので補修してみる。
下の写真はグリップのセパレート部分。
キズがあるのが見えるでしょうか?
この赤い○で囲んだ部分。
基本的には負荷のかかる部分ではありません。
逆に言えば補修に失敗しても見た目を損なう程度のことでしょうから、ひとまずここで試してみます。
今回使ったのはこちら、車のキズ補修用のクリア塗料。
ホルツのカラータッチ、仕上げ用クリア。主成分はアクリルです。
もちろんこの為に買ったわけではありません。車のキズを補修するときに使っているものです。
ホームセンターやカー用品店に行けば、まずどこでも似たようなものが売っているでしょう。ちなみにこちら、600円くらいでした。
少し前に車にキズが付いてしまったときにこれを使って補修したのですが、あれ?これって釣竿のキズを隠すのにも使えるのでは?と気づいたのでした。
手間なし簡単。
キャップに刷毛がついているので、これでキズを上塗りします。それだけです。
出来るだけ薄くなるようによく液をきって、刷毛の跡が残らないよう一筆で塗りました。
出来映えは・・・?
どうでしょ!?
少なくともキズはすっかり見えなくなりました!
ただ、塗った形跡と言いますか、液の厚みが少し見えます。
研磨すればいいのかな?でも失敗してブランクスにキズが付いたら嫌なので、とりあえずこのままにしておきます。(笑)
思いの外綺麗にキズが見えなくなったので、ブランクス本体のほうにあるキズも3箇所ほどこれで塗りました。
その後、丸1日おいて見てみましたが乾いたあとも白濁したりすることなく、綺麗に仕上がっていました。
これでキズのあった部分が見た目としては補修出来ましたが、強度的に対処出来ているかは判りません・・・ひとまず、久しぶりにこのハマスピを持ってオカッパリに繰り出してみようと思います!