こんにちは、訪問ありがとうございます。
今年発売となったダイワのバスロッド、タトゥーラXT。
発売となってすぐに、ビッグベイト用のモデル(6111HSB)を購入しました。
しばらく使用して気に入ったので、別の番手をもう1本追加しました。
その使用感など。
タトゥーラXT 6101MRB(ダイワ)
番手は6101MRB。
長さ6フィート10インチ、ミディアムパワーのレギュラーテーパーというスペックで、これだけ見ると『普通のど真ん中』という感じです。
なおこちらは6101ということで1ピースというかグリップジョイント仕様ですが、同じ番手の2ピースモデル『6102MRB』もありますのでお好みでどうぞ。
グラスコンポジットの662MRB-Gとどちらにするか迷ったんですけどね〜。
まあこの価格ですし欲しければまた買い足せばいいということで、ひとまずこちらにしました。
何に使うつもりかというと、主にはスピナーベイトとバズベイト、加えて1/2oz以上のクランクベイトや3フックのジャークベイトなど。
私の所有するMパワー近辺のロッドはどれも長いので、もう少し取り回しがよくて、且つ硬すぎず柔らかすぎず、くらいのロッドを1本持っておきたかったのです。
ちなみにダイワ公式の製品ページの説明は以下のとおり。
クランクベイトやスピナーベイト等の中型ハードベイトからダウンショットやテキサスなどの撃ちモノまで幅広く適応する”バーサタイルモデル”
[引用元リンク:タトゥーラ XT(ロッド)|DAIWA(ダイワ)]
何にでも幅広く使えそうですね。
以下、いくつかルアーを投げてみた感想です。
ちなみに組み合わせたリールはもちろん24タトゥーラTW、ラインはナイロン16lbです。
(※私の24タトゥーラTWはスプールをSV仕様に替えて軽量化していますので、純正とは使用感が異なります)
スピナーベイト
このロッドでメインで使いたい重さは3/8〜1/2oz、狙う水深は〜3mくらいまでのイメージです。
クリスタルS無印3/8oz、ディーパーレンジ1/2ozを使用。
ともに投げやすさ、引きやすさともに予想通りという感じでした。
ティップは少しハリがあり、ベリー付近は割とスムーズに曲がります。最近のダイワがよく使う調子ですね。
スピナーベイト専用設計だともう少しベリーに張りが出るのだろうと思いますが、その分こちらはキャストが快適。
試しにパワーロール3/4ozを投げてみると、意外にいける感触。
曲がる竿は重いルアーも割といけちゃう懐の深さがいいですよねえ。
引き感となるとさすがにちょっと力不足は否めませんが、まあ使えないことはないかな・・・いや、この重さは基本的にディープで使うことを考えるとやっぱり厳しいか。一段上のパワーが欲しいですね。
クランクベイト
スピナーベイトに加えて、B2くらいの1/2oz近辺のクランクベイトにも使いたいなあ、と思っていたのですが、意外にもブリッツやランビットなどの9g程度のものでも、割としっかりと手応えのある投げ感がありました。
もちろんB2サイズや、クランキングミノーもしっかり飛ばせます。
ただし巻いたときのティップの挙動は好みが分かれるかも。
使いにくいということはないですが、個人的にはこのロッドでクランクベイトを使うなら、ラインにナイロン12lbくらいを巻くかな。
操作系トップ
ある程度の重さがあるものであれば使いやすいです。
ポップX(1/4oz)を使うにはティップの張りが強すぎて、操作しても動きが大げさになりすぎます。キャストもしづらい。
ポップMAX(1/2oz)ならいずれもOK。
キャスト、ロッド操作を考えると1/2ozくらいから上がいいと思いますね。
ジャークベイト
ワンテン、レイダウンミノー110を使用。
長さが気にならなければ操作感は結構いいです。でも3フックでももう一段やわらかいほうがいいかな。けど全然アリ。
ビッグバド
正確にはクアーズだけど。
ヤッホイご機嫌だぜェーーー!!!
ビッグベイト(2ozクラス)
ジョイクロ178を試しに投げてみましたが、さすがにやめた方がいいですね・・・アンダーハンドのちょい投げでも危ないです。
ピッチングだけで使うなら、まあ、うん。
ワーム系
個人的にはワームを使う釣りにこの竿を使うつもりはありません。
が、試しに3/8ozフリーリグを使ってみました。
ラインがナイロン16lbなので、参考程度ということで。
レギュラーテーパーですがティップにある程度張りがあるため、操作性や感度はそこまで悪くないです。多分1/2ozになるとダルいだろうな、という感覚。
ワームやジグをメインで使うのなら他の番手がいいと思いますが、いろいろ使いたい中でのひとつ、と考えると悪くないです。
ラインの使い分け
私の勝手な感想ですが、メインで使いたいルアーによって以下のようにラインを変えていくのがいいかなと思いました。
・スピナーベイト:ナイロン16lb
・クランクベイト、ジャークベイト:ナイロン12lb
・ワーム系:フロロ(太さはお好みで)
使用しての感想
使用していて最も感じたのが、割と軽いルアーでも飛ばせるんだな、ということ。
振った感じの想像よりも使ってみると曲がるなあという印象です。
ただ、そのためにはオカッパリでしっかり踏ん張って投げることが条件。
レンタルボートでも使ってみましたが、このロッドはオカッパリでしっかりと振り切り、反発を活かしたキャストで使う方が間違いなく使えるルアーウェイトの幅が拡がります。
取り回しと遠投性のバランスが良い6'10"というレングス、ベリーまでルアーの重みを乗せれば9g程度のものでもしっかり飛ばせる投げ感の良さなど、トータルで使い心地がなかなかに優秀。
このルアーにはズバ抜けて使いやすい!という専門性こそ無いものの、価格を考えると充分すぎる性能かなと。
オカッパリでの1本持ちスタイルで、中量級のハードルアーを中心に時々ライトテキサスなどもやりたいな〜という使い方にはバッチリじゃないかなと思います。
私もオカッパリの初場所など、釣り方を絞らずに1本でランガンしたいなという場合ならこの竿を持っていきたいですね。
デザインもカッコいいですし、リールも24タトゥーラTWで合わせれば見た目バッチリ。
タトゥーラXTはガイド径が小さく、PE+リーダーでは使えないところがネックですが、強いていえばそのくらいしか値段の割に指摘すべきことが無い。
HVF+X45+ブレーディングXのブランクスの実力はまだまだ感じられていませんが、エントリーモデルとして最初の1本や隙間を埋めるとりあえずの1本としては不足ない、といっていいと思いますよ。
やっぱりまず価格と見た目がいいよね、という。