久しぶりの更新ですが・・・。
釣りに行こうにも毎度の天候不良で、どうも釣りのスケジュールが上手く消化できません。つまるところが全然釣りに行ってません・・・。
そんなタイミングで、某○ャス○ィングから『最近、「釣り」をされていますか?』というタイトルのメールマガジンが届いて、うるさいよ!!なんて思ってしまったり。
こんなときはどうするか?
増税前の爆買いでもう財布はスッカラカン、特に欲しい釣り具があるわけでもなし。
こんな時にすることといえば!
リールメンテしかないでしょう!!
来たる釣り最盛期に向けて!
ん?釣り最盛期っていつだろう??
秋?春?夏?・・・冬!?
個人的には冬のブリジギングが一番好きかもしれません。
夏は近年、暑さで身の危険を感じるのでパスしてます。朝以外は。
今回メンテするのはシマノ・オシアジガー、2000番のハイギア。
2011年のものなので、現行モデルのひとつ前の型です。
丸型はやっぱりカッコいいですね〜!
もともとこのような丸型ベイトリールは作りもシンプルで剛性が高いのが特徴ですが、ジギング用はレベルワインダーが無いことで一層シンプルな構造になっています。
レベルワインダーって下のウォームシャフトがすぐに汚れるくせに取り出すのにはほぼ全バラシが必要なの、なんか納得いかないのは私だけですかね。プレート開けたらすぐ取れそうなのに!って思ってしまいます。
このリール、しばらく使っていないものですが、ハンドルを回すと乾いたキュルキュルという音が・・・。
いつの間にこんなことになってたんだ?
とりあえず開けてみましょう。
ギアボックスを開けるまではバス用もジギング用も同じようなもの。
ですが開けてみるとこちらはレベルワインダーが無いのと、クラッチがギアボックス側のプレートに付いているので中身が実にシンプルです。
メインギア周りもささっとバラシ。
ドラグ音を出すための輪っかと、それらの留め具になっている輪っかがあります。
スプール側の蓋のようになっている黒い円形の大きな部品、樹脂かと思ったら金属でした。
そりゃそうか。
ここまできてやっとスプールを外せます。
釣りの最中にスプール交換は・・・船長に怒られるでしょうね。(笑)
そしてここの真ん中に入っているベアリングが取れません。ガッチリとはまっちゃってます。どうしよう。
回してみると問題なくスムーズに回るので、この黒い部品ごとパーツクリーナーをぶっかけて洗浄することにしました。
パーツクリーナーはゴムや樹脂もOKのものが良いですね。
ギア、ベアリングを中心に洗浄とグリスアップを施して・・・
グリス塗るのは筆がいいですね〜。
今回もグリスはシマノ純正で済ませてます。オイルは使いませんでした。
そして組み付け。
簡単だなー、もう終わったよ。
ハンドルを回してみて・・・ギュイイィィィーーン!!
!?
適当にやってちゃいけませんね。再度丁寧に組み直して・・・
よしこれで・・・ギャギャッ!
ひえぇ、今度はピニオンギアの滑る音がする・・・
ピニオンギアを止めている金具の裏表を逆にしたら直りました。
今度はバッチリ出来たぞ・・・。
あれ、今度はクラッチが滑って戻らなくなってる・・・?
クラッチのピンの取り付け向きが逆でした。
今度こそ・・・出来た!!!
ん?ドラグ音が鳴らない!!!(怒)
これを忘れてはいけません。
このX-SHIPのところのマイナスねじ2つを外すとこの小さな蓋が外れます。
2枚目のメインギア写真の中の、ドラグ音出し用の輪っかの出っ張りを、この小さな穴の左上あたりに覗いている小さい金具に引っ掛かるようにしておかなければドラグ音が出ません。写真で説明すると伝えにくいですが。
ドラグ音といっても、小さな巻尺を引っ張ったときのようなしょっぱい音しか出ませんけどね・・・。
やっとのことで完成。
結局やたらと時間を食ってしまいました。
シンプルだからこそ奥が深いんですね〜(いやいや間違いなく準備と知識の不足)。
まだまだ長く働いてくれそうです。
よろしく頼むぜ!