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25ステラSW登場!19からの買い替えはアリか?スペックを比較。


こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

お正月といえば釣具の新製品発表!

買うつもりがあってもなくても、ワクワクする季節です。

中でもロッド、リールといったタックルの顔となる道具は昨今の物価高もあり、期待と不安の入り混じった気持ちで待つ、そんな感じの人も多いのではないかと・・・。

 

25ステラSW(シマノ)

主要メーカーのひとつ、シマノの2025年新製品が続々と発表されていますね。いくつかの目玉となるプロダクトの中でも、最注目のひとつがモデルチェンジとなったステラSW

2019年発売の前モデルから6年、世界最強のフラッグシップが待望のリニューアルです。

詳細スペック等は公式をどうぞ。

fish.shimano.com

 

発売はボディ/ローター共通の3種

ただし、今回発表となったのはラインナップの一部で、10000PG、10000HG、14000XGの3つの番手のみとなります。

つまり、ボディ・ローター共に10000番サイズの3番手が先行して発売ということになりました。

 

14000PGはどこへ?

ここでふと疑問が。14000PGは?

14000PGのギアは10000PGと共通、スプールは14000XGと共通ですから発売タイミングをずらす意味もなさそうな気がします。

ただし、もしかすると生産ラインを少ない番手に集中させて供給の安定を図るということもあるかもしれません。今回の中では14000XGに圧倒的に需要が集中するでしょうし。

〜6000、8000、18000超の番手は来年、再来年と順次出てくると思いますがラインナップの変化にも注目ですね。

 

さて3つの番手のみとはいえ、リニューアルとなったからには新しくなったポイントがどこなのか?公式サイトを眺めながら、そこを確認してみたいと思います。

何せ私自身、19ステラSW10000PGのユーザーです。これを機に買い替えるか?あるいは今回はスルーか?要チェックなワケでありますよ。

 

 

変速密巻き搭載

ついにSWにも密巻きが搭載されることとなりました。

ただし汎用スピニングの密巻きとはかなり異なるようで、まず摺動速度が19の半分程度。おそらく無印ステラよりは速いのだと思います。

そして、スプールが上に動くときと下に動くときで摺動速度が異なるようです。なんかすごい。

密巻きとセットで付帯するアンチツイストフィンも搭載。

密巻きについては、23ヴァンキッシュと24ツインパワーで体験済みです。メリットもデメリットも感じていますが、ジギングにおいてはスラックの出ている部分を回収することが主なリールの仕事になるので、未知数だなあ・・・と。

ゆっくりと等速巻きをする釣りなんかはすごーく良いと感じてるんですけどね。本当に。

 

XXタフドラグ

19に搭載されていたXタフドラグがバージョンアップして耐久力が向上。今回の3つの番手には19同様にヒートシンクドラグも搭載されています。

シマノ公式の製品ページではこの機構のPRを一番上に持ってきているので、きっとすごいのでしょう。

 

アフターサービスプログラム

先に発表されたダイワの25ソルティガと類似していますが、2031年5月末まで年1回オーバーホールフルメンテナンスコースにて交換が必要な部品代が無料(基本工賃のみを支払う)というサービスを受けられます。

部品代無料といっても、ほとんどの場合がベアリング、よくてギアくらいまでじゃないかと思います。注釈にもありますが対象外となる場合もあり、例えばメインシャフトやベールを曲げてしまったり、スプールリングやローター、ボディについたキズは無料で交換ということはまずないでしょう。

それでも大型リールは年に1回はオーバーホールに出しておきたいですから、この特典は個人的には大きな魅力です。

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その他にもインフィニティクロス搭載やドラグノブ大径化などブラッシュアップが見られます。

その分、お値段もドーンとアップ。まあ先に25ソルティガでビックリさせられましたから、ある程度予想してた人は多いでしょうけどね。

本当にここ数年で釣具は高くなったなあ・・・と思わされます。個人的にはロッドに一番それを感じます。

 

外観、基本スペックの比較

新しく搭載されたりバージョンアップした機構の他、外観や基本スペックはどう変わったんだろうか?ということで10000PGに絞って公式から情報を拾って比較してみました。

 

外観の変化

まずは外観。


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(引用元:シマノ公式サイト)

左が25、右が19です。

全体的な見た目は13→19のときよりは多少変わったかな、という印象。

19では細かいラメの入ったダークネイビーだったボディカラーは、25では若干ガンメタ寄りのブラックに見えます。

スプールのブランキングは13→19→25の順にちょっとずつ長くなってきていますね。

ローター側面、アームの肉抜き部分が大幅に少なくなっています。

19の10000PGではタマゴ型ラバーだったハンドルノブはアルミラウンドに変更されています。これはいいですね。私も夢屋のアルミラウンドに交換しましたので。

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基本スペック比較

続いては基本スペックの比較。

新旧で異なる点を表にしてみました。

※表にない、最大ドラグ力(25kg:実用ドラグ力の表記は25には無し)、スプール径/ストローク幅(66mm/22mm)、糸巻量(PE5号-300m)は同一です。

 

相違点をまとめると、25ステラSWは19ステラSWに比べて、

・ギア比が0.1低い

・自重が10gアップ

・最大巻上長が3cm短い

・ハンドル長が5mm長い

・ベアリングが1個少ない

ということになります。

 

これらから予測する使い心地は、19に比べて25は巻き取りがより軽いのではないか?ということ。

ギア比がわずかですが低くなり(パワーギア化)、ハンドルが5mm長くなって(トルク向上)いるためです。

ノブがアルミラウンドになったり、ハンドルが長くなったり、私が19で行ったカスタムを純正で備えてくるなんて、なんだか悔しい・・・!

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逆に自重が10g増加しており、これはローター形状が変わっていることからここが多少重くなっている可能性があるので、ギア比やハンドル長で相殺しているのかもしれません。この辺りは完全に想像ですが。

 

ベアリングが1個減っていますが、これは耐久性を考慮してカラーを採用した箇所があるのか、あるいは内部機構が一部変わったのか?展開図を確認できるようになるまではわかりません。

 

買い替えは?(※私の場合です)

これまでの内容をざっくりとまとめると、19から25への買い替えでのプラスorマイナスは、

・変速密巻き搭載

・ドラグ、ギアの耐久力アップ

・巻き取りトルク向上?

・実売価格で19より2〜3万円アップ?

といったところです。

もちろん、公式の掲載情報から読み取れる範囲+勝手な想像での比較なので、実際には異なる可能性は大いにあるとして。

この条件で19→25への買い替えを検討するか?というと。

今のところ、私はパス寄りの検討かな・・・と考えています。理由としては19の使い心地に不満が無く、25に搭載された新たな機構と価格のバランスに、買い替えるほどの魅力までは感じていない、ということがひとつ。

もうひとつは、もしも買い替えるのなら10000PGではなく8000HGにしたいというこれまでの比較は一体何だったのかという理由。

あと、25ソルティガが頑張ってるなあ、と感じたというのも無視できない点。でもこちらも買い替えようとまでは現状考えてませんが。

 

というわけで、私はまだしばらく19を使い続けると思います。それより11ジガーをそろそろ買い替えたいけど、こっちもバリバリ元気なんですよね。

現代のSWリールって本当に頑丈だし、モデルチェンジは10年に1回くらいでいいのではないかと思ったり思わなかったり・・・。

 

 

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