釣りで一息。

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なぜサハラを選んだか?ナスキー、セドナ、ネクサーブ等との比較。


こんにちは、訪問ありがとうございます。

 

晩秋を過ぎ、2022年も残すところ1ヶ月余りです。

年が明けたら、釣り道具は再び値上がりするのでしょうか・・・。

 

前回の更新のとおり、少し前にシマノのエントリーモデルスピニング、22サハラを購入しました。

www.tsuridehitoiki.com

 

今回はシマノのエントリーモデルの中で、なぜサハラを選んだか・・・という事について、まとめてみました。

 

シマノの場合、リールの製品情報ページ最下部あたりに『仕様一覧表』というPDFページへのリンクがあります。

fish.shimano.com

 

そこを開くと、各モデルに搭載されている機構、本体やギアの素材など、わかりやすく表記されていて比較検討するのにとても便利です。

これを頼りに事前に調べたスペックと、お店で実際に見て触ってみた感覚、そして店頭価格の比較を判断基準としました。

 

価格の違い

まず、最も大事な?価格差から見てみます。

下の表は私が釣具屋さんで購入したときの各モデルの税込み価格です。

ミラベルだけは2500番より小さい番手は発売されていなかったので参考です。

サハラを中心として見ると、セドナとは価格の差が少なく、ミラベルとは価格の差が大きいですね。

もちろん、お店によって多少の価格差の違いはありますので実際に検討する場合は購入するお店の価格を確認してみてください。

 

上位モデルとの機能差

一応ミラベルも表に入れていますが、私の場合はナスキーとの差を知りたかったので主にはそこに着目しています。

ここには記載していませんが、自重はC2000Sでどちらも210gです(ミラベルはMGLローターやCI4+採用だけあって180gと軽量)。

違いはベアリング数、コアプロテクト・ウォータープルーフドラグ搭載か否か。

ベアリングはナスキーが1つ多いですが、この1つの違いはどこかというと、展開図を見た結果ハンドルノブだと判明。正直、ここなら手間もかからずカスタムできるのでこの差は一旦無視。

ということで、1,700円程度の差でコアプロテクト・ウォータープルーフドラグを追加できるというのが私の見方です。リールの耐久性を考えるとナスキーを選んだほうが無難かなあと思いますね。

更に・・・ミラベルとナスキーは、デザインがサハラと比べるととてもカッコイイんです。サハラも悪くないんですけど。

 

やっぱりリールのデザインって大事。

 

アルテグラとの違い

表には記載しませんでしたが、エントリーモデルとミドルクラスの明確な境界線にあると思われるのがアルテグラです。

価格はサハラ2台分≒アルテグラ1台分、くらいの設定です。

アルテグラになると、マイクロモジュールギア2、Xプロテクト、ワンピースベール、摺動方式がウォームシャフトと、ミラベル以下のモデルには無い『これぞシマノのリールだ!』という機構が一気に搭載されてきます。

エントリーモデルからちょっと背伸びしてもいいなら、アルテグラがいいでしょうね。

 

下位モデルとの機能差

下位モデルとも比較してみます。価格は安くなるぶん、サハラに劣るところは何なのか?

まず、サハラのひとつ下と思われるセドナ以下は価格がオープンプライスになっています。サハラはひとつの境目と言えますね。

セドナ・ネクサーブのベアリング数が1つ少ないのは、サハラがピニオンギアのベアリング支持2点なのに対し1点であることが展開図から読み取れます。

セドナと比較した場合、X-SHIP・サイレントドライブ搭載、ハンドルがネジ込み式と、価格差に対してスペックの差が大きく、もはやサハラを選ぶ以外に考えられないと断言できます。

そういえば、X-SHIPとかサイレントドライブって摺動方式がS字カムでも名乗れるものなんですね。

なお、現行サハラは2022年モデルなのに対してセドナは2017年なので、来年あたりにモデルチェンジして搭載機構も色々と変わってくる可能性は大いにあると思います。

リールのデザインに関しても、セドナは5年前のモデルなのもあってちょっと安っぽさを隠せていないと感じました。仕方ないですけどね。逆にネクサーブは個人的にアリかなと。何と云いますか・・・マットブラックのベースにメタルブルーの差し色、そのルックスには敵モビルスーツみが感じられます。

 

ネクサーブとの違い

ではデザインが許せるのなら、思い切って価格重視でネクサーブという選択肢は?というのも考えました。ただ、やはりサハラのネジ込み式ハンドルは訴求ポイントとして強いです。キャップ式はどうしてもガタつきやゴロつきが気になるので。

それからお店で実際に手にとって気づいたのが、ネクサーブになるとベールを起こしたときの『カチッ』が無いんですね。これは私にとってなかなか大きな問題です。シマノのリールなのに『カチッ』ていわないなんて・・・。

 

結論:サハラ。(※私の場合は)

前掲の表には合計5機種記載しましたが、最終的にはナスキー、サハラ、ネクサーブに絞って検討し、さらにナスキー、サハラの2択となり、結果サハラに決めました。

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でも耐久性とデザインを考えるとナスキーを買っていても良かったかな・・・実は子ども用のリールの頭数がまだ足りていないので、セドナが来年新しくなるかどうか様子を見ながらまたナスキーと併せて検討しようかな、と思っています。

 

こうやってあれこれ考えているときが、一番楽しいですね。

釣りに行ってないのに。(笑)