釣りで一息。

釣りが好きです。釣り以外もいろいろ好きです。

シン・ウルトラマンのネタの数々、と追加の感想少々。(※ネタバレ大量注意)


シン・ウルトラマンを見てから二度、寝起きして、あの興奮も落ち着いてきました。

最高だった2時間をゆっくりと思い出しながら、ウルトラマン愛に溢れた場面について私の感想も交えながら書いてみました。

見落としている部分、考察が足りない部分もたくさんあると思います。ウルトラマンガチ勢ではないのでご容赦ください。

 

導入部がお馴染みのアレ。

映画のスタートは、『ウルトラマン』のオープニングで何度も何度も見てきた、お馴染みのあの画面でした。

青っぽいマーブル模様の画面に"ウルトラQ"の文字が出現し、それを打ち破る真っ赤な背景に"ウルトラマン 空想特撮シリーズ"の文字。子供の頃から当たり前のように見てきた描写ですけど、これって今見てもすごく独創的ですよね。ほらもう、頭の中に『ズン、ジャーン!!』の音が聞こえてくる。

あのオープニングが、この映画の導入部にも。

"ウルトラQ"のところを"シン・ゴジラ"、"ウルトラマン"が"シン・ウルトラマン"に置き換わっています。

この最初の僅か20秒ほどで、テンション爆上がりしたウルトラマンファンは多かったでしょうね〜。

 

ウルトラQのオープニングテーマも。

導入部でテンションが爆上がりしたところに、すかさずウルトラマンファンの血を沸騰させる追撃。『ウルトラQ』のオープニングテーマが流れます。これは私にとっては不意打ちで、興奮し過ぎてこの辺の説明がほとんど記憶から抜けています。(笑)

ウルトラシリーズ第1期はウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン、いずれも燦然と輝く傑作ですが、ウルトラヒーローが登場しないウルトラQは大体影が薄いんですよね。だからこそ、興奮度合いも大きかったです。

『ウルトラQ』は各話オープニングのテーマが流れるときの映像が違っていて、これが素晴らしいセンス、と〜ってもオシャレなんです。

 

『ウルトラQ』の怪獣たち(シン・ゴジラ登場!?)。

『ウルトラQ』のオープニングテーマが流れる中、物語の舞台に至るまでの経緯の説明が始まります。

ここで登場するのが『ウルトラQ』の怪獣たち。

この映画では日本に初めて現れた怪獣は、ゴメス。『ウルトラQ』第1話に登場する怪獣です。

そして、『ウルトラQ』でのゴメスの着ぐるみは、ゴジラの着ぐるみを流用していました。つまり・・・このシーンで映し出されたゴメスの姿は、シン・ゴジラをデフォルメしたもの!?

映画を見終えた後、公式パンフレットをめくってみると、

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うん、シン・ゴジラっぽい。なかなか手の込んだ仕掛けです。

 

BGMや効果音がウルトラマンだらけ。

様々な場面で流れるBGMは、そのほとんどが『ウルトラマン』で聴き慣れたものばかり。

そして映画で使われている様々な"音"。

スペシウム光線の音、接触音や爆破音、怪獣が倒れるドドーンという音、航空機が飛んでいるときのシュルーンという音、ウルトラマンが回転するときの不規則な音階のアレ、この辺も全部『ウルトラマン』で聞いてきた音です。ウルトラマンを見ているんだ、という無自覚な安心感がありました。

今回、電話の呼び出し音は半ば定番化した感のあるキングギドラの鳴き声のペカペカ音が使われると思いきや、科学特捜隊の流星バッジで通信するときの音でした。

 

 

 

"城北大学"

『シン・ウルトラマン』本編に登場する地球防衛組織は科学特捜隊と略称の音は同じ"禍特対"。現代でも少数精鋭で日本を守っているようです。

このメンバーの1人でチームの頭脳である(イデ隊員ポジション?)滝明久の出身大学は"城北大学"。『シン・ゴジラ』にも城北大学のOBが登場します。この大学名に反応してしまう人は間違いなく特撮通。仮面ライダーシリーズの主人公や関係者など、この城北大学のOBだったり在学していたりという人物が数多くいるのです。

私がとても気になっているのは、シン・シリーズの次作、『シン・仮面ライダー』での本郷猛の出身大学。城北大学なのか、それともライバル(?)城南大学なのか。作品ではいずれの設定も存在しますが原作では城北大学なので、そちらが有力でしょうか。

城北大学、城南大学、いずれも多数の仮面ライダーを輩出した特撮界の超名門校。シン・本郷猛はどちらなのか、注目です。

 

対ザラブ

にせウルトラマン

にせウルトラマンが登場。『ウルトラマン』ザラブ星人回で、にせウルトラマンが登場した設定を踏襲しています。

 

ウルトラマンの手のひらに乗る浅見

ウルトラマンの手のひらに乗って救出されるという、歴代ウルトラマンシリーズ超超超お決まりの演出。しっかりやってくれました。

 

対メフィラス

巨大浅見分析官

巨大浅見分析官が登場。これもまた有名な、『ウルトラマン』のメフィラス星人回で起こる巨大化したフジ隊員ネタのオマージュです。

当時、巨大フジ隊員をテレビ越しに目の当たりにした男の子のうち、何%かはこのシーンの影響で一風変わったフェティシズムに目覚めることとなってしまいました。

罪作りなことに、この巨大長澤まさみさんを見てまた現代の何%かの男の子が、一風変わったフェティシズムに目覚めることになってしまうのだと思います。

まあ、ウルトラマンにはエロスがあるんだ、という話は、Amazonプライムビデオにある松本人志さんと庵野秀明さんが対談している番組で両名が言及されていましたし、私もそこには全面的に同意します。

その後、メフィラスに「変態的」と揶揄される行為があります。これはちょっとやり過ぎかなあ?(笑)

 

メフィラスとウルトラマンの話し合い

山本耕史さん演じるメフィラスが、神永新二=ウルトラマンと話し合いをするシーン。

始めは公園でブランコに乗りながら、次には料理屋のカウンターで日本酒を飲みながら。

このシーンは、ウルトラセブンの有名な、メトロン星人とモロボシダンがちゃぶ台に座って話すあの場面を思い起こしました。

 

ウルトラマン対エヴァンゲリオン!?

メフィラスがウルトラマンと戦うために巨大化します。その姿はかつてのメフィラス星人とは大きく異なっていたのですが、戦闘シーンを見ていると、何だか既視感が・・・あ!これエヴァか!?

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公式パンフレットを見返しても、やっぱりエヴァっぽい。

もしかして、どなたかが「ウルトラマン対エヴァ、やりましょうよ!」と打ち合わせで提案したのでしょうか?

 

 

 

神永と浅見が向き合う場面が。

どのくらいのところで出てきたか忘れてしまいましたが、神永と浅見が2人で向き合って会話するシーン、どうしてもウルトラセブンのクライマックスを思い起こしてしまいます。直後のカットも。

 

ゼットンと・・・まさかの?

最後の最強の敵はゼットン、という点は『ウルトラマン』を踏襲。ただ、ゼットンは光の国の持つ、星を滅ぼすための兵器、という驚きの設定となっていました。見たかったなあ、ゼットン星人。

ゼットン使用の前に現れた、"ゾーフィ"と呼ばれるウルトラマン。ん?今、"ゾーフィ"って言った?"ゾフィー"じゃなくて?

映画を見ながら、「"ゾーフィ"、ゼットン、なーんかこれ、なにかあったな・・・」とモヤモヤ感を残しつつ、見終えた頃に思い出しました。

これ、もしかして"宇宙人ゾーフィ"か??某匿名掲示板に貼られた画像を見たことがあるぞ!(笑)

実際のところどうなのか、よくわかりません。そもそも宇宙人ゾーフィはウルトラマンの公式設定なのか?詳しくはググってみてください。

 

ゼットン、一兆度の火球の効果。

ゼットンの攻撃力を解析、説明するシーン。

ここでは滝が一兆度という事実に驚き、地球どころか太陽系ごと消し飛ぶ!と嘆きます。

ゼットンは元々、"一兆度の火の玉を吐く"という強そうな設定があるのですが、これを実際に実現した場合にどうなるのか、というのを物理や科学で説明したのが、柳田理科雄氏の『空想科学読本』

 

この本によると、一兆度の火の玉は吐いた瞬間に地球は蒸発、太陽系の星々も順次蒸発していくという恐ろしい検証結果が記されています。

きっとこのセリフ、『空想科学読本』からぶっ込んできたんじゃないかなあ、と少し笑っちゃいました。この本、いろんな意味で最高に面白いのでオススメです。

 

終わり方。

「おかえりなさい」のセリフでブツリと切れるのは、エヴァだなあ〜と思いました。

 

エンドロールが短い。

米津玄師さんの曲に合わせてエンドロールが流れて、曲が終わると・・・私は、ここから『ウルトラマン』のテーマが流れるんだろうなあ〜と思っていたら、そこで終わりでした。エンドロール短っ!スタッフの人数的には、結構コンパクトな映画だったのかな?

 

突然出てくる竹野内豊さん。

途中から突然出てきて、その割に存在感が大きすぎる竹野内豊さん。政府の関係者らしいのですが、何の役なのか不明。シン・ゴジラとの繋がりを表している?

 

こんな感じだったので・・・。

2時間目一杯に、これら私にとっての様々な感動ポイントがあり、そのためにストーリー自体が全然頭に入ってきていない、視点が偏り過ぎているという残念な現実が起こっています。

自らの頭脳リソースの貧弱さを哀しむと共に、「もう一度、いや何度でも見よう!」とウルトラ1つの誓いを新たにし、また近いうちにウルトラマンに、禍特対の皆様に、そして愛すべき怪獣(禍威獣)達に会いに行こうと思います。

 

来たぞ、我らの、

ウルトラマン!

さあ、来週もみんなで見よう!