釣りで一息。

釣りが好きです。釣り以外もいろいろ好きです。

Wood Bait Countryでウッドクランクを買ってみた。


ウッド素材のルアーはなぜルアーフィッシャーを虜にするのか。

ハンドメイドのものが多く、そこにビルダーの息遣いを感じるからか。

みんな最初はラパラからルアーフィッシングを始めて、そこに帰りたくなるからか。

 

なぜだかはよく分かりませんが、ウッド素材のルアーっていいですよね。

釣具屋さんでも手にとってじっくりとパッケージ越しに眺めてしまったり。

特にハンドメイドのものは、素材特性上避けられない個体ごとの性能や見た目のバラツキ、よく見られるコミカルなルックス、ポップな塗装など”愛さずにはいられない”要素がギュッと詰まった、一度ハマると抜け出せない魅力があると思います。

 

国内でも数多のハンドメイドルアー、特にクランクベイトが存在するのですが、ノーネイムクランクや開発クランクなど有名どころの一部を除くとほとんどが非常に入手困難な印象です。

 

私自身、ウッド製ルアーはほぼラパラとバグリー、あとはノーネイムクランクと開発クランク、その他ちょろっと持っている程度です。

以前から興味があったジャンルではあったのですが、全体的に価格が高めなこともあって敬遠していたところはありました。

 

そんな折、何がきっかけだったか忘れてしまいましたが、アメリカのECサイト『Wood Bait Country』なるものをたまたま見つけました。

www.woodbaitcountry.com

 

覗いてみるとラインナップ豊富、価格も思っていたよりちょい安い感じ。

ということで物は試しと早速いくつかルアーを物色してみました。

 

レッツ個人輸入。

ここで買えば、アメリカはミシシッピ州から直で個人輸入、ということになります。

個人輸入と書くと大層なことに見えますが、要するに海外ショッピングサイトでの買い物です。

誰もがAmazonで買い物をした事があると思いますが、例えれば国内Amazonでの買い物が北米版Amazonでの買い物になっただけの話です。私は釣り道具だとタックルウェアハウスで買い物を時々するので、それほど心理的ハードルは高くありませんでした。

なお、私がここで個人輸入したのは年明け間もなくのことで、今ではドル円の為替レートが大きく変わっていますのでその辺りはご留意下さい。また場合によっては関税が生じることもあります。

 

ココでしか買えないものもある。

さて今回の購入先であるWood Bait Countryですが、お店の名前の通りウッド製ルアーを専門に取り扱っています。

中でもウッド製クランクベイトが殆どを占めます。まあウッド製ルアーというとトップかクランクかっていうイメージですよね。

 

こちらのお店での現在の取り扱いルアーメーカーは、2022年4月11日現在で

・Black Label Balsa

・Buck Creek Lures

・Etters Custom Balsa

・Greenfish Tackle

・John Hott Lures

・The Lure Forge

・Water Wood Custom Baits

の7つです。

その他ショップオリジナルのグッズやステッカー等もあります。

 

Black Label Balsa以外は、なかなかお目にかかることの無いメーカーばかりではないでしょうか。

上記7メーカーのうち、このお店でラインナップが最も充実しているのがBlack Label Balsaのルアーです。

多種の取り扱いがあり、特筆すべきはこのメーカーのルアーデザイナーであり、2013年のバスマスタークラシックチャンピオンでもあるクリフ・ペース(Cliff Pace)氏のシグニチャーモデルを買う事が出来る!というもの。どうやらシグニチャーモデルはショップオリカラ的なもののようですが。

 

そんなわけで、早速色々と購入してみましたよ。

 

余談ですが・・・。

海外のECサイトで買い物をするとき、名前や電話番号は特段のこともなく入力が済むと思いますが、住所はどんな具合で入力するのがいいのか迷いませんか?

大抵は国だけプルダウン式になっていて、あとはStateとかCityとかStreet Addressとか複数の欄があると思います。

私は初めの頃、何と表記したらいいやら戸惑いつつ、"県"とか"区"のことを辞書で調べて、英語圏の住所の書き方を参考に日本と反対の並べ方をしていました。今考えると何ともくだらない。(笑)

ある時、注文は海外のお店にしているけれども国内に着いた後は日本の人が配達するという至極単純なことに気づき、以降は各欄への振り分けは適当にしつつ、

○○-Ken,○○-Shi,○○-Ku

○○○chou 1-2-3-405

という形の記載にしています。これなら誰が見ても分かるでしょうし、これで届かなかったということはありません。

 

ポチってみる。

ECサイトの構成としてはまずまず普通という感じで、スマホからだと少し使いにくいです。

ただ各ルアーの商品ページには割としっかりとそのルアーの説明が記載していることや、Black Label Balsaのルアーに関しては商品名の末尾にいわゆる元ネタとなっているルアーの名前を記載していて、これが色々物色する上でとても助かるんですよね。

以下はChromebookでスクリーンキャプチャしたものです。

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両端のPeanutというモデルはZOOMのMutt、左から3番めのHicksterというモデルはZOOMのHickyというルアーをオマージュしたものだということが判ります。

今ではZOOMのクランクベイトはデッドストックか中古品を探すしかないので(中古でも1万円超えは普通にしますね・・・)、これらを代替ルアーとする場合は探しやすくて助かりますね。

 

嬉しい購入特典もアリ。

注文してからはすぐに発送をしてもらったようで、さっそく追跡番号が発行されました。

とは言えアメリカから出国するまでにまず結構な時間がかかりますし、それなりの日数がかかることは覚悟しましょう。

今回は注文からちょうど2週間が経過した日に我が家に届きました。

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購入したのは、

Black Label Balsa/Wreckシグニチャーモデルなど4つ

Buck Creek Lures/Dinkey Donkerなど2つ

John Hott Lures/Mutt2など2つ

の合計8つのウッドクランク。

 

さらに一定金額以上を購入するとステッカーやネックゲイターがオマケとして付いてくるという嬉しい特典アリ!


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ということで、ステッカー2枚とネックゲイターももらっちゃったのです。

いいでしょ。

 

そんな感じで、Wood Bait Countryにてウッドクランクを買ってみたというお話でした。

送料とかも考えると特に安いということはありませんが、国内では入手の難しい面白いものを買えるのは楽しいですね。

クランキングシーズン真っ盛りですが釣りに行けてないので、早く投げに行きたいです。