釣りで一息。

釣りが好きです。釣り以外もいろいろ好きです。

戦争は嫌だけど、平和を得るのも大変だ。


こんにちは、平和を愛する皆様。

訪問ありがとうございます。

 

最初に断っておきますが、これはこのブログの主題である釣りの話や、他にもいろいろある私の楽しみと全く関係のない、いわゆるク●記事ですのでご了承の上で以降をスクロール願います・・・。

 

先週からニュースは専らロシアのウクライナへの軍事侵攻の話題ですね。

多くの人が言われるように、21世紀にまさかこんなことが起こるなんて、という感想を私も持ちました。

戦闘開始からは、海外で起こっていることとはいえ、世界地図を眺めてみればウクライナも日本も大して変わらない条件の位置にあること、また侵攻前から核兵器保持を背景とした恫喝をプーチン大統領が行っていたことから、正直なところ相当な恐怖感をもって今日までの動向を見ています。

 

平和でなければ、何も楽しくない・・・

ちょっと私が心配しすぎなのか?

プロ野球のオープン戦が始まって例年ならやっと野球のシーズンだ!と楽しんでいるはずなのに、全く情報を目に通すことすらする気が起きません。

釣りの情報をSNSや動画で見ても、みんな平和でいいなあ・・・と何か違う世界でも見ているような気持ちになります。

世界経済にも大きな影響が出ているので、報道などを見なければ無関係で過ごせる、ということにはならないというのもありますね。

 

今日のNHKニュースでは、お父さんと別れて国外脱出する小さな男の子がカメラに向けてそのことを語っていました。

きっとお父さんのことが大好きなのでしょう、とても辛そうで。

別れ際にお父さんから、男だから泣いたりしないで、お母さんを助けるんだ、とでも言い聞かせられたのでしょうか、その目から涙は落ちても必死に冷静さを保つよう努めている感じがしました。

それに続いて紹介された別の出来事は、もっと辛く見るに堪えないものでした。

 

ひとたび戦争になれば・・・

昨日のNHKスペシャルで、コメンテーターの1人であった小泉悠氏が締め括りに語っていたことが印象的でした。

趣旨は"侵攻を許した時点で、バッドエンドしかない。『降伏』か『抵抗』か、どのバッドエンドを選ぶか。誰もが、よく考えておく必要がある"というもの。

 

降伏を選択すれば、抵抗で失われる命はひとまず救うことができます。

しかしその結果民主主義も自由も人権もなくなり、ひとたび迫害・粛清が始まれば結局たくさんの命が失われることとなります。きっと文化や言語も消えていくでしょう。

現在伝え聞く限りでは、ウイグルの人々が置かれているのはこんな状況なのだと思います。

 

抵抗を選択すれば、これはもう終わりの見えない泥沼のゲリラ戦の始まりを意味します。いつまでも戦い、たくさんの人が死にます。

ウクライナのゼレンスキー大統領は今まさにこの状況を選択しようとしています。

例えロシアがウクライナを占領したとしても、呪いのようにゲリラがロシアを悩ませることでしょう。

 

二人の大統領

そう、そのゼレンスキー大統領の覚悟たるや見上げたものです。

ロシアがあんなに多方面から電撃的に仕掛けてきたので、1〜2日で決着がついてロシアがウクライナを制圧、ゼレンスキー大統領は国外に亡命政権でも作って、NATOの面々も見てみぬふりをしている間に全てが終わる・・・残念だけど、ウクライナの人々よ、西と東の間の犠牲になってくれ。

というシナリオを予想していた人は多かったのではないかと思います。

私自身も、現代で戦争をやるには筋書きがなきゃ出来ないよなあ、なんて最初のうちは思ってました。

そんな中でゼレンスキー大統領はまさにゲームチェンジャーとなり、国民の士気と本土防衛の意識を大きく高めたのは間違いありません。

また今回の戦争ではSNSが重要な役割を果たしていて、ゼレンスキー大統領はこれを実に有効に活用しているのが印象的です。

 

翻って、心配なのはプーチン大統領。

核による恫喝のステージをじわじわと上げています。

侵攻が始まったニュースを見たあと、事実上の宣戦布告の動画を翻訳した記事を拝見しました。

国際関係の研修者・ジャーナリストである今井佐緒里さんが執筆されたものです。

news.yahoo.co.jp

 

プーチン大統領の話がとにかく長いので、読むのも少々苦痛ですが・・・翻訳はもっと大変だったでしょう。使命感に敬意を表します。

この主張ですが、私が大した知識を持ち合わせていないせいかどうなのか、全然理屈がわかりません。

このような内容でもって正義面するとは、右翼どころか歴史修正主義者ではないですか?

こんなものを大義名分に掲げて侵攻を始めるなんて、誰が賛同してくれると思ったのか。いや賛同者など始めから要らないのか。

これに付き合わされ、民族としては同じであるウクライナ人と戦わされるロシアの兵士たちにも哀れみを覚えます。

 

そして、こんなことをブチ上げて戦争を始めた人が本格的に核兵器を背景とした恫喝を始めたわけですから、これは核を本当に使う可能性があるんじゃないかと。

でも、そうなったらさすがにクーデターが起こりそうですが・・・最悪、地球滅亡ですからね。

 

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(画像はPixabayより)

 

人類みな後進国

戦争は絶対に嫌です。

でも自由と平和を脅かされたとき、今のところ血でもってそれを勝ち取るしかないという現実を、長く平和を享受してきた私たちは目の前で見せられています。

少なくとも現在においては、武力なしに世界平和を実現するには人類はまだ未熟だった、人類を過大評価していたと判断せざるを得ません。

血を流さずとも平和を維持することが出来る、そういう世界になるために人類はあとどのくらいの時間と失敗を積み重ねていけばいいのでしょうかね。

 

戦争に勝ったも負けたも無いと言いたいですが、世界秩序への挑戦を始めたロシアがこの戦いで利益を得るなど絶対に許されません。

ウクライナにとっては非常に厳しいながら、パラリンピック開幕までなんとか持ちこたえれば、何か打開策が見えてくるのではないかと信じたいです。

 

こんなしょうもないブログのしょうもない記事をアップするだけなのも恥ずかしいので、何か少しでも出来ることはないかと情報を集めていたら在日ウクライナ大使館のツイートで寄付できることを知り、早速寄付しました。

 

微力も微力ですが少しでも平穏を取り戻すための力になれれば。

あとはひたすら一刻も早い平和の到来を祈ります。

人類は地球の盟主ヅラをしてるならきちんと振る舞え。自分も。

 

ク●記事、失礼しました。