釣りフェスティバルに合わせて各メーカーが色々な新製品を発表しましたが、個人的に最も気になったのはダイワから4月に発売される予定の『ハンクルミノー スティーズカスタム』。
泉和摩さんの手がける傑作、ハンクル(HMKL)ミノーとダイワのコラボです。
この"スティーズカスタム"という単語が付されるものは『イグジスト スティーズカスタム』とか、『TDバイブレーション スティーズカスタム』とか、ダイワの自社製品ばかりでした。
つまりこのハンクルミノーは初の他社製品名に付されたスティーズカスタム、ということになります。おそらく。
ハンクルミノー スティーズカスタム
長さ137mm、自重16.1g(SPモデル。Fは14.5g)というのはハンクルミノー中最大です。
このカラーいいですね。"スーパーアヤヤ"というカラーなんですけど、ハンクルミノーでは定番なんですね。知らなかった。
アヤヤってなんだ?と思って調べてみたら、それを聞いて私がイメージしていたアヤヤらしいです・・・びっくり。
ハマると凄いK-Iミノー。
なんでこのルアーが気になるのか?と言うと、私の大好きなルアーのひとつがHMKL K-Iミノーなんです。
まあ、大好きと言う割には読み方が『けい-あい』なのか『けい-わん』なのか、分かってなかったんですけど。『けい-わん』が、正しいんですね。
発売当初から使っていて、その頃は85mmだけの展開でした。今では色んなサイズ、バリエーションがありますね。
私が持っているのは、この85SPのみです。
なぜこのルアーが好きかと言うと、それはもう単純に釣れるから。
釣れ方がとにかく印象的で、コレがハマるときは入れ食い状態になることが多く、『すごいルアーだ!』という鮮烈なイメージがあるんですよね。
私の経験の範囲で書くと、このK-Iミノーが効くのはマズメ時やローライトで、ベイトを追って水面が騒がしくなっている状況で何を投げても釣れそうなのに反応が無いとき。
2〜3回のジャークにポーズを速いテンポで繰り出すとバンバン食ってくる!という状況に何度も出くわしました。
タダ巻きするとロールしながら左右にフラフラと泳ぐ、他ではあまり見ないような動き。ジャークするとスパッ!と横っ飛びするようなキレのあるダートを見せます。
全然潜らないし、タダ巻きの動きがどうにも釣れそうな気がしないことから、マニュアル感の強いミノーだなというのが私の勝手な印象です。
横アイの調整がとてもシビアなのと、純正フックが弱くて釣りまくってると普通に伸びちゃうところが難点ですが、ハマったときのインパクトは絶大。
シール目もなんだか愛嬌を感じます。
細身の形状もカラーもワカサギっぽさが素晴らしく、私もワカサギのいるところで使用することがほとんどです。最近はノリーズのジャストワカサギの出番が多くてあまり使っていなかったのですが。
スティーズカスタムになると・・・?
なんで今さらダイワとのコラボを?というところは謎ですが、ダイワの商品ページには、
"ハンドメイドミノー界のレジェンドが送るミノーの最終形態。"
と銘打って、以下のような説明があります。
泉和摩が求めるミノーの要素は、(1)細身ボディであること。(2)ベイトタックルで遠投ができること。 (3)サイレントであること。細身のボディにすることで明らかにバイト数が増えるという。細いミノーを飛ばすため、重心移動を搭載し、サイレント化を達成するため、MAGLOCK Ver.Sを採用した。釣れるミノーの要素をふんだんに盛り込んだミノーの最終形態がここに登場。
やっぱり細身であることは大事なんですね!
私も、細いミノーが好きです。シュガーミノースリムとかめちゃくちゃ細いので好きです。持ってるだけで使ってないんですけど。
(※2021/2/6ここから追記)
ダイワの動画で、色々と説明されていました。
泉和摩 ハンクルミノースティーズカスタムで攻める!|Ultimate BASS by DAIWA Vol.304
ダイワとコラボした理由は『サイレント仕様で飛距離を出せる重心移動システム』の特許をダイワが持っていたからなんですね。
またリップが基板なのも大きな特徴で、泉さん曰く『ミノーでは初めてじゃないかな?』とのこと。
確かにインジェクション成形のミノーで基板リップというのは、珍しい。
この動画では泉さんご自身が説明してくれて特徴が分かりやすいです!
〜追記ここまで〜
で、ロングキャスト出来てサイレントである、と。
釣れそうですね!
しかしこの手のミノーは他にもあると言えばあるので、使ってみて何が違うのか?を早く使って試してみたいです。
そして、85SPのようにハマったときにドッカンドッカン釣れちゃうのか・・・あるいは渋いデカバスを仕留めるようなミノーなのか・・・。
DAIWA 実釣ルアーマニュアル HMKLミノー STEEZカスタム 泉和摩
動画見てるとワクワクしちゃいますが、緊急事態宣言延長により釣行は更に遠のくということに・・・。
まあ発売は4月ですし、宣言明けるまではタックルのメンテでもしながらのんびりと過ごすほかありませんね。