釣りフェスティバル2021がオンライン形式で始まりました!
私自身、仕組みが全然よく分かってないのですがひとまずメーカーサイトを色々見て回りながら気になったものをチェックしています。
そんな中でまず目に留まったのが・・・。
スティーズA TW HLC
ダイワのバス用ベイトはスティーズLTD、ジリオンSVTW、アルファスSVTWが昨年末に発売され、今月はデッカいタトゥーラが発売と陣容はこれで充分だろうという感じがありましたが・・・ここで更にひとつ追加モデルが!
それがスティーズAのHLC、つまり遠投モデルです。
(ダイワ公式サイトより)
HLCといえばタトゥーラやジリオンでも監修を務めた村上晴彦さん。
そしてスティーズAのリリース以降、動画で『アカンのA、めっちゃエエ(A)』と駄洒落混じりにこのリールを絶賛していたこともあり、今回のHLCモデルも村上さんの監修なのだろうと思います。今のところ公式サイトの情報しか見てないので断言は出来ませんが。
今回はどんなリールに仕上がっているのでしょうか。
(※2021/1/23追記 やっぱり村上さんでした!インスタのdaiwaworksの投稿に掲載されていました。IGTVで埋め込み出来ませんのでリンク先参照)
スティーズA+36mmマグZブースト+ハイパードライブデザイン
スプール径は36mm。
これがスティーズAの100番サイズのボディに組み込まれるということなので、ジリオンTW HLC(150番)よりコンパクトになります。
そして36mmスプールでありながら、スティーズAと同じ自重。ということは恐らくボディもスティーズAと同じサイズで、優れたパーミング性能はそのまま。これは非常に嬉しいポイントだと思います。
この100番ボディに36mmスプールの組み合わせは、旧TDジリオンHLCと同じですね。
今回のスプールには『マグフォースZブースト』なる機構が搭載されました。
昨年末発売の3機種に搭載されていたのは『SVブースト』という機構でしたが、これをマグフォースZに転用したものでしょう。
飛距離重視のマグフォースZにブースト機構が搭載されたので、重いルアーを遠くにかっ飛ばすことが出来そうです。
現時点でちょっと分からないのは、"マグZブーストスプール"というのがHLC仕様なのかどうか、という点。従来のHLCモデルは遠投仕様のマグZにHLCスプール搭載という点で差別化されていましたが、このスティーズA HLCはスプールはHLCと銘打ってあるわけではないのでしょうか?
また情報が出ればアップしていきたいと思います。
そして21モデルから標準化されているハイパードライブデザインもしっかり搭載。
私は新しいジリオンSVTWでこのハイパードライブデザインにはとても好印象を持っています。
ベアリングはスティーズAと同じく8ということで、ハンドルノブのカラー計4つをベアリングに交換して他のスティーズシリーズに並ぶ12に出来るという仕様なのでしょう。
その他ドラグ力、ドラグ引き出し音有り、ハンドル長さ、マグシールド搭載などはスティーズAと同じ仕様となっています。
価格は安いような・・・?
メーカー定価は50,300円。
ベースであるスティーズAから約4,000円のアップですが、これは個人的な感覚では安いような気がしています・・・。スティーズシリーズの中でも下から2番目の価格ですし。
今後スタンダードな機構になるであろうハイパードライブデザインは置いておくとして、ボディはほぼスティーズAの流用だと思われる点やスプールのバージョンアップがSVブーストとの同時並行で手間がかからなかった?点などがコストをそれほどかけずに済んだということでしょうか。この辺は完全に勝手な憶測ですけど・・・。
これすごくイイと思うんですけど。
ダイワの36mmって18リョウガ、ジリオンTWHDとかHRFソニックスピード以来ですね。
最近は34mm以下がすごく充実していた反面、36mmはタトゥーラにも出ないし(最近デカいの出ましたけど)モアザンも34mmになっちゃったしでラインナップは少なくなっていくのかなあ、と思っていました。
でもこのスティーズもあくまで派生モデルか。(笑)
とは言え、大口径スプール好き且つロープロ派の方にとってはフルアルミで自重190g、実績もあるスティーズAベースという事でほとんど文句ないリールなんじゃないでしょうか?
バスのオカッパリ遠投派にはもちろん、ベイトシーバスを楽しむ方にも良さそうな一台。
これは気になりますね〜。
発売は3〜4月頃らしいです。
(※下記リンクはベースモデルの方です)