釣りで一息。

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レブロスLTとレガリスLT、どっちを買えばいいの!?


2018年に発売されて以降、瞬く間にアンダー1万円リールの絶対王者になったレガリスLT。

 

先日、知り合いが「釣りを始めたのでタックルを揃えてみたい。手頃だけどちゃんとしたリールは無いかな?」との質問を受けた私は即座に「レガリス買っとけ」、と回答しました。

その日のうちにレガリスを手にした彼は、このリール軽いしカッケー!と大興奮。(笑)

 

もうこの価格帯にはレガリスLTがあれば充分、と思っていたところへ、今回レブロスがLTコンセプトになってリニューアル。

ダイワはこの辺のラインナップには本当に気合を入れて臨んでいますね〜。メーカーがエントリーモデルに力を入れて取り組むことは、釣りを広めることにも繋がっていく気がするので個人的にはとても好感を持っています。

 

さて、大ヒットしているレガリスLTと今回新しくなったレブロスLT、一体どの辺に違いがあるのでしょうか・・・。

(※2020/5/6追記 いろいろ追記してます)

レガリスレブロス、名前も似ていて何度も並べると混乱しそうになるので、色分けしました。

 

スペック

レブロスLTはまだ発売前ですが、公式サイトにある主なスペックを比較してみました。

とりあえず2000番と2500番で。

 

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自重は、だいたいどの番手でもレガリスの方が10グラム軽くなっています。

ベアリングはレガリスが5つ、レブロスが4つ。

ちなみにレガリスのベアリングはピニオンギアの両端、ドライブギアの両端、オシレートギアにあります。

 

主な機構では、いずれもATD、ロングキャストABSスプール、エアローターを搭載。レガリスにあってレブロスにないものは、タフデジギアです。

 

(追記)・・・と、思っていたんですが実機を触ってみると、レブロスにもタフデジギアの表示がありました。つまり、それほど変わらない??

 

(※2020/5/6追記 ボディ、ローター素材の違いをご指摘いただきました。レガリスLT:ボディ素材DS5、ローター素材DS4。レブロスLT:ボディ・ローター素材共にDS4。詳細はコメント欄参照)

 

ラインナップ

実は微妙に違うのがラインナップ。

レガリスは1000番から5000-C番(PE2.5号300m)まで、レブロスは1000番から6000番(PE3号300m)までの展開となっています。

また、純粋な3000番があるのはレブロスのみ。レガリスには3000-C番(2500番ボディ)しかありません。

 

更に、ギア比が各番手で結構違っています。

レガリスは全ての番手でハイギア(H)モデルが無く、1000番以外の全てにエクストラハイギア(XH)モデルがあります。

レブロスのXHは2000番にしか用意されていません。

レブロスは1000、2000番はノーマルギア、2500番、3000-C番はノーマルギアかハイギア、3000番以上はハイギアのみとなっています。

 

ちょっと文章で書くと分かりづらいので、詳細は公式サイトを参考にしていただければと思います。

DAIWA : レガリス - Web site

DAIWA : レブロス - Web site

この、番手とギア比の好みでどちらかを選ぶというのも全然アリになってくるでしょうね。

 

デザイン

ネットで買うときにはスペックと価格ばかりについ目が行きがちですが、店頭で実際に比べるときにはその見た目が選択に大きな影響を及ぼします。

 

左がレガリス、右がレブロス


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(ダイワ公式サイトより)

 

どうでしょうか?

形自体はほとんど変わりませんね。スプールのブランキングまで同じ。

各パーツを留めてあるビス穴が、レガリスは六角でレブロスはプラスマイナスです。これ、かなり印象が違いますね。六角のほうがスッキリとした面持ちになっています。

また、レブロスはハンドル付け根付近のボディにブランキングが施されています。レブロスのリールフットは偏平なのに対し、レガリスには僅かに凹みがあるのも違いますね。

ほとんど形が変わらない中、見ての通り大きな違いはカラーリング。

これは個人的な好みの問題ですが、パッと見て高級感をより感じるのは、レガリスの方だと思います。

 

あ、あと実機を触ってみたらドラグ音はレガリスの方が良かったです。

 

価格

このクラスで最も大事な要素のひとつと言える、価格。2500番で比較してみました。

 

メーカー定価は、レガリス10,500円レブロス8,900円

ネットでの実売価格を見てみると、レガリスは8,000円前後

 

 

レブロス6,800円前後。

 

 

この、およそ1,000円ちょっとの差をどう感じるか?

1,000円プラスで10グラム軽くなり、ベアリングが一つ増えて、好みとはいえデザインも高級感がアップ。

 

うーむ、レガリスLTの方かな・・・?

 

ただし、とにかく安いの!というニーズもありますからね。

レブロスより下のクラスはクレストで、オープン価格のいわゆるワゴンリールになります。クレストはベールも昔のタイプの糸絡みしやすいものなので、さすがにマイリールとして持つにはちょっとどうかな〜と思ってしまいます。

つまり、きちんとしたヤツで一番安いの!ということになればレブロスを選べばいいのではないでしょうか。

(※2020/5/6追記 素材特性の違いから、軽いのが良いならレガリス、強いのがいいならレブロスと言えます)

 

結論!(?)

このどちらかを選ぶとき、結局はお店で見て好きなデザインの方を買えば後悔しないと思います。

デザインが気にならなければ、安いほう(+強いほう)が欲しいならレブロスLT。スペックが上のもの(+軽いほう)が欲しければレガリスLT。

また、途中にあるように番手とギア比の好みで選んでもいいと思います。

(※2020/5/6追記 コメント欄にてご指摘いただいた通り、ボディ・ローター素材の違いもご参考下さい)

一応、軽いのがレガリス、強いのがレブロス、という分け方が出来ますが、どちらにしても価格以上の満足はありそう。

 

個人的にもっと極端に結論づけると、

自分用に買うなら軽くてかっこいいレガリスLT。

スペア用、あるいは家族用や彼女用に買うなら安くて丈夫なレブロスLT。

とするでしょう。私なら、の意見ですが。

 

レガリスLT、レブロスLTときて、来年にはマグシールド搭載機のエクセラーもLT化でリニューアルされれば、新たな実売アンダー1万円リール三国志が始まりそうですね。

 

  

 

(※2020/4/11追記 蛇足ですがアニメ『放課後ていぼう日誌』にレガリスLTらしきリールが登場しています)

www.tsuridehitoiki.com

 

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