お昼ごろにたまたまブログの様子をチェックしていると、20ソルティガの記事へのアクセスが急増していて・・・。
何ぞや!?
もしや・・・と思い、ダイワの公式サイトにアクセスするも激重。
やっと見られたページにはNEWソルティガが!!
SALTIGA REEL|SALTIGA(ソルティガ)|DAIWAフィッシングショースペシャルサイト2020
前モデルからガラリと変わった印象。
予想通りのスピニングリールのモデルチェンジでしたが、同時にロッドも出るみたいですね。
これはこれで、今までのラインナップとはかなり変えてきています。
さらに探していると、そもそもソルティガブランドの専用ページが出来上がっており、今回をきっかけに根本的にブランド展開を見直していくようです。
SALTIGA(ソルティガ)|DAIWAフィッシングショースペシャルサイト2020
ちょっと前に『ダイワはオフショアの本気度が〜』などと大変失礼なことを書きましたが、今後に大きな期待を持たせてくれますね。
気になる発売時期は・・・
2月!!
もうすぐです。早くも15モデルは公式サイトから姿を消しました。
・・・ん?
予約もう始まってました。
20ソルティガの特徴
機構
何といってもモノコックボディ!
遂にソルティガにもきましたね。ソルティガBJには既に採用されていましたが、あれはソルティガとはまた別物なので。
これによりボディの剛性アップはもちろん、メインギアも大型化出来るので巻き上げ力と耐久性もアップ。
ハンドル長さも8000番で80ミリのものが採用されており、とてもパワフルなリールに仕上がっていると思われます。
意外だったのはローター素材。ザイオンではなくアルミが採用されました。
そのせいか、自重が15ソルティガよりかなりアップしています。
また、公式サイト上ではハイパーデジギア搭載の謳い文句が今のところ見つかりません。採用されてないってことは無いと思いますけどね。(追記:ハイパーデジギアは採用されておらず、G1ジュラルミンのMCタフデジギアのようです。ちょっとガッカリ)
ドラグ力は大幅にアップ。8000番で最大25kg、これはフルロックしてると船から落ちますね・・・。
マグシールドについては前モデルと変わりなく搭載。
シンプルに言えば、とにかくパワフル、強いリールに仕上がっているということでしょう。
番手表記はLTコンセプト機と同様、シマノ式になりました。ただ、ソルティガLTという名前にはなりませんでした。軽くなってないから?(笑)
8000-Hのように、番手とギア比表記のアルファベットの間にハイフンがついています。何だか気持ちが悪いですが、LTではないので、より旧番手との見分けをつけやすくするためでしょうか?
また、従来なかったパワーギア機種のP表記がついています。
定価は8000~14000番で119,000円と、ライバルであるステラSWとガチンコの価格。実売価格も同じくらいでしょう。
また今回のリリースには18000、20000という大型番手も含まれています。
ステラSWはまだ14000までなのですが、今年の新製品として大型番手がリリースされる可能性もあります。そうなるとここでもガチンコしそうです。
そういえばスプール互換はどうなるんでしょうね。
ボディは8000から14000は恐らく共通じゃないかと思うので、ローター周りの設計がどうなっているのか。
LTコンセプトの様子を見ていると、前モデルとの互換性はまず無いでしょうね。
デザイン
見た目も大きく変わりました。
(ダイワ公式サイトより)
ソルティガのシンボルカラーである青は、採用されませんでした。これには驚き。
個人的にはBJみたいに少しでもいいから、あの青を入れて欲しかったですねえ。
ダイワってその辺が結構あっさりとしてますけど、ブランドイメージの作り方があまり上手じゃないように感じます。
まあでも、かっこいいかな・・・ん??
(ダイワ公式サイトより)
なんだか・・・んん???
(ダイワ公式サイトより)
マグシールドラインローラーの解説写真なんて、もうこれ・・・ス・・・
(シマノ公式サイトより)
いや、やめておきましょう。
実物は全然違うはず。
でもゴールドの差し色の使い方、もうちょっと何とかならなかったのかなあ・・・。
あとノブもH以上のギア比のものはタマゴ型なんですよね。
こんなところ、シマノのマネする必要ないのに。
主要スペック比較
せっかくなので、スタンダードである8000-Hと、14000-XHの今出てるスペック表を他のモデルと比較してみました。
15ソルティガ4500Hとの比較
まずはソルティガの前モデルから。
15モデルと比べると、自重がなんと45グラムもアップしています。ローター素材がザイオンからアルミになったことでの差が大きいのでしょう。
また、モノコックボディ採用でギアを大型化出来ることで、巻き上げ力は向上しますが引き換えに自重がアップしてしまう、ということも影響していそうです。
19ステラSW8000HGとの比較
次はライバル、シマノのステラSWとのスペック比較。8000番のハイギア同士を見てみます。
ステラSWのドラグ力表記は実用/最大、となっています。
注目すべきはここでも自重。ソルティガの方が30グラムも重い・・・スピニングリールのジギングに使う番手としては、やはり本体の重さは気になるところです。単純に考えると重いほど体力の消耗も早まりますからね。
それでも、この差があっても企画にGOが出たということはそれだけソルティガのコンセプトに自信があるということなのかもしれません。
19ステラ14000XGとの比較
キャスティングタックルのスタンダードとなる14000番のエクストラハイギアを比較。
これまでソルティガには6号300mという番手がありませんでしたが、今回から追加されています。
ここでは8000番とは対照的に、自重が逆転しソルティガが10グラム軽くなっています。
その他の主要スペックは数字上は変わりませんね。ステラSWのこの番手には、ヒートシンクドラグが搭載されています。
と、簡単に比較してみましたが、恐らく今回のソルティガは数字上には表れない強さや使い心地が内包されていることでしょうね。
買うか?
まだ発売前ですが色々憶測を含みながらも期待が膨らむNEWソルティガ。
ライバルの19ステラSWがとてもバランスの良い出来であるだけに、NEWソルティガも楽しみですね。
個人的にはステラ対イグジストよりも、ステラSW対ソルティガの方が『頂上決戦』という感じがします。
うーむ、最強リールと呼べるくらい強かったら、興味あるなあ〜・・・。