先日、急遽リザーバーへ釣りに行く事になったのですが、持っていこうとしていたタックルのうちのひとつにラインを巻いていない事に気付き、慌てて準備しようとするもラインのストックも無いことが判明。
手元にあるのは16lbと5lb、いずれもフロロ。
それはベイトタックルだったのですが、基本的には軽めのプラグを使うためのもの。MLパワーのグラスロッドに、いつもは10lbナイロンを巻いて使っていました。
もう、いっその事置いていってもよかったんですが・・・これでシャッドを使いたかったので、さてどっちのラインを巻いていこう、ということでベイトリールに5lbなんて巻いた事が無かったため、そっちを使ってみることにしました。
ネットで検索してみると、ベイトに5lbラインを巻いて使っている人はあまり見かけません。
いわゆるベイトフィネスタックルでも、5lbまで細いのを使うのはかなりのマイノリティなようです。
一番細くて6lb?私は7lbを使うことが多かったですが、よく使われるのは8lb、あるいは10lbくらいですかね。
っていうか、今回のタックルは全然ベイトフィネスじゃないんですけどね。
あんまり細いのを巻くと、スプールとボディの隙間に糸が挟まりますよ、なんて意見も。
なるほど、それは有り得そうだ。
ベイトリールに5lbラインを巻いてみる。
リールはジリオンSVTWのXXHL。
このリール、もともとの純正スプールが歪んでしまったためにスティーズSVTWの純正スプールに取り替えています。
ブランキング処理がしてある分、ジリオン純正より軽くなっています。おそらく。
とは言え34mm径なので、間違いなくライトライン向きではないです。
巻いてみると、
ほ、細い・・・非常に頼りない印象です・・・。
14lbを巻いているジリオンTWと比べると、全然違います。
このタックルで、いつもは7〜10gくらいのシャロークランクやシャッドを巻いています。
が、せっかく5lbラインを巻いたのだから、シャッドもベイトで投げる大きさのものじゃなく、スピニングで使うものを試してみよう!
ということでセットしたルアーは、
ジャッカル スピンビドー70SP
ノリーズ レイダウンミノーディープ ジャストワカサギSP
いずれも6gくらいですね。
ロッドがちょっと強すぎるかな・・・。
投げてみる。
メカニカルはゼロポジションから2クリック分くらい緩めています。
まず、ブレーキダイヤル6で投げてみました。
ダイワリールの標準的なブレーキセッティングですね。
ん〜、飛ばない。
まず予想通り、ロッドのパワーが強過ぎてタメが作れない。(笑)
そしてこのウェイトをジリオンの34mmスプールで投げるのは少々無謀。
バックスイングを強く・戻しを早くして投げると、何とか飛びますがコントロールがつきにくい。
でもだんだん慣れてきました。バックラッシュや糸が浮く気配は無し。
まあ、SVスプールならブレーキ6以上はまずバックラッシュしませんよね。初めて使ったときは感動したものです。
ブレーキ5でも様子が変わらなかったので、ブレーキ4まで緩めてみました。
これだとルアーの初速が足りないのか、糸が浮き始めます。
ただしSVスプールとTWSの本領発揮で、致命的なバックラッシュにはなりません。
例のスプールと本体の間に糸が挟まる現象が起こるかと思っていたんですが、結局一度も起こらず。
大きなバックラッシュが起きていないからというのもあるでしょうね。
とりあえずトラブルさえ起きなければ、これについては大丈夫・・・かな?
魚を掛けると?
さて、問題は魚を掛けてからです。
特にドラグはベイトリールの場合、スピニングに大きく劣るところなので細糸を使えるレベルなのか確かめたいところ。
しばらくスピンビドーとジャストワカサギで岬やバンク沿いを流していると、ヒット!!
からの即バラシ!!
ギラリと反転した魚体が見えただけで終わってしまいました。
ムム・・・。
その後、もう一度ヒットするも針がかりせず。
結局、この日は肝心な魚が掛かってもやりとりを問題なくこなせるかについては検証出来ず。
ごめんなさい。
まあスピニングで普通にやりとり出来るんだから大丈夫でしょ!!(投げやり)
自分なりの結論。
キャスト、アワセ、やりとり(ほぼしてませんが)、色々と神経質になる割にメリットが体感出来なかったので個人的にはオススメしません。
あと34mmスプールでは無理(投げたいルアーの重さ的に)。
あ、ルアーはしっかりと潜っているな、ということは分かりました・・・。
もう少し重いルアー投げて、飛距離も確かめとけばよかった・・・。